ゴルフのスイングは「ビジネスゾーン」はポイント！
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そもそも「ビジネスゾーン」とは、ゴルフスイングの一連の動作の中で、クラブが腰から下に位置している状態のことを指します。別名「インパクトゾーン」とも呼ばれ、ボールをたたく、まさに肝の動作なのです。
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このゾーンでの動きが良ければ、ゴルフで食っていける＝ビジネスできるという意味で名づけられたといわれるビジネスゾーン。このスイングが安定することで、あなたのゴルフスキルはもっと上がりますよ。
ゴルフの「ビジネスゾーン」はこうやって練習！①素振りへの考え方を改めよう！
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ビジネスゾーンを意識した素振り練習のポイントは、いつでも正確に安定した基礎の動きを身につけること。常に正しい動作でクラブを振るには、動きのブレを無くしていく必要があります。
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まずは身体のどこがどう動くのが正しい素振りなのかを、身体だけでなく頭でも覚えましょう。ただ何度も素振りしているだけでは、正しいビジネスゾーンは身に付きませんよ。
このレッスン本でもっと上手くなる！①
ゴルフの「ビジネスゾーン」はこうやって練習！②前傾姿勢のポイントは背中！
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素振りのはじめは、身体全体を使って緩やかな前傾姿勢を作り、維持することから始めましょう。背中を曲げずに背筋を伸ばして立ち、そこから背中を丸めないように意識して、お辞儀をするように上体を少し前傾させます。
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前傾の角度はおよそ30度。時計の針に例えると、12時が立っている状態。そこからお辞儀をして、1時を指すくらいまで前傾させるのが理想。お尻を突き出して、股関節から上体を倒すようにして、この角度をビジネスゾーンでは一定にしておくと、インパクトでブレが少なくなります。
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ゴルフの「ビジネスゾーン」はこうやって練習！③膝の角度も重要！
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前傾姿勢が正しく出来たら、次は膝にも注意を向けてみましょう。膝を曲げるときは、前傾の角度が変わらない程度にしておくのがポイントです。
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すねが地面に垂直になるようなイメージで、膝を曲げましょう。上体の前傾と膝の角度が正しい状態であれば、重心は両足の親指の付け根にやってきます。この姿勢を維持することが、ビジネスゾーンでは大切ですよ。
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ゴルフの「ビジネスゾーン」はこうやって練習！④三角形を意識しよう！
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ビジネスゾーンにおいて、ボールを正確にインパクトするには、肩と腕と手首に余計な動きをさせないことが大切です。そこでゴルフクラブを握るときは、両肩と両腕で“三角形”を作ることを意識しましょう。
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スイング中は、両肩のラインを底辺として、ゴルフクラブを持った両腕が両辺となる二等辺三角形を崩さないように、維持しながら振ると、ヘッドがぶれることなく、ゴルフボールを飛ばしたい方向へ飛ばすことができますよ。
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ゴルフの「ビジネスゾーン」はこうやって練習！⑤顔の向きも気を付けよう！
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素振りするときは、顔の向きにも気を付けたいですね。スイング中は顔の向きを一定にして動かさないようにします。どうしてもゴルフクラブのヘッドを追うように顔を動かしがちですが、これではインパクトがぶれやすくなります。
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素振りで意識したいのは、顔の中でも鼻筋。身体の中心に鼻筋を置き、ここからずらさないように意識することで、きれいなスイングになりますよ。
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ゴルフの「ビジネスゾーン」はこうやって練習！⑥フィニッシュにも注目を！
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ビジネスゾーンでのスイングがうまくいっているかどうかは、スイングの終わりの形を見ることでもチェック可能です。シャフトが腰の位置でスイングを止めて、フェースが真上を向いているか確認してみましょう。また、シャフトが打ちたい方向を向いているか、シャフトがつま先のライン上にあるかも、正しいスイングができているかを確認するチェックポイントになります。
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フォロースイング、バックスイングの両方でチェックしていくと、より安定したスイングを意識できるようになりますよ。
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ゴルフの「ビジネスゾーン」はこうやって練習！⑦下半身にも意識を！
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ここまでは主に上半身についてのポイントを並べてきましたが、ビジネスゾーンをうまくできる人ほど、下半身をうまく使っていることがわかります。上半身はクラブや手首を固定することに意識を集中させて、スイングそのものは下半身で行う、そんな意識ができるとよいでしょう。
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そんな下半身をメインとしたスイングのポイントは、左の膝です。ここを踏み込むようにすることで、より大きなパワーでスイングできるようになります。上半身、下半身それぞれのポイントを押さえて、きれいなスイングを心掛けたいですね。
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ゴルフの「ビジネスゾーン」はこうやって練習！⑧練習場にはPWを使おう！
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練習場でビジネスゾーンの練習をするなら、おすすめのクラブはピッチングウェッジ。ミスショットが少なく、初心者でも練習しやすいのはもちろん、ゴルフボールが上がりやすいのでスイングの結果がわかりやすいという利点があります。
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実際のコースでも、ピッチングウェッジのでアプローチの機会は多いので、実戦練習にも効果的です。練習場では、ピッチングを使ってみてくださいね。
このレッスン本でもっと上手くなる！⑧
ゴルフの「ビジネスゾーン」はこうやって練習！⑨自宅でもこんな素振りで練習！
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クラブを振るスペースを確保できない自宅では、ビジネスゾーンの練習は難しいのでしょうか。いや、そんなことはありません。何よりも反復練習で身につくのがビジネスゾーンですから、自宅でも練習の機会と時間を見つけてほしいものです。
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そんな自宅では、タオルの素振りがおすすめです。少し長めのタオルを用意して、先端を丸めて重りのようにします。その反対側を握り、繰り返し振っていきましょう。タオル先端の重りが背中に当たったら、反対側に振ります。こうして左右交互に振り、フォローとバックのスイングで同じ個所に重りが当たるのが、理想のスイングです。
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タオルなら、たとえ自宅の壁や天井に当たっても大丈夫ですよね。自宅だからと練習をあきらめるのではなく、身近なタオルでの素振りをしていきましょう。
このレッスン本でもっと上手くなる！⑨
「ビジネスゾーン」をマスターしてゴルフをもっと上達させよう！
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ビジネスゾーンの練習は、比較的地味なものが多く、気が向かないこともあるかもしれません。でも、毎回正確にショットを決められるようになると、ゴルフは格段に楽しくなるスポーツなのです。地道な練習の先に見える、上手になった自分の姿をイメージして、きょうも自宅で、打ちっぱなしで、練習に励みましょう。
