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秋の夜長の意味を解説!時期は?「秋の夜長」をどう過ごす?

2024.02.22

秋の季語としても知られる「秋の夜長」。皆様は秋の夜長の意味や時期はご存知でしょうか。そこで今回ここでは秋の夜長の意味や時期、過ごし方を大特集。秋の夜長はいつ?なぜ?といった基本事項や、使い方、楽しみ方、過ごし方やすることをまとめました。

  1. 秋の夜長の意味や時期、過ごし方を大特集!
  2. 【秋の夜長の意味や時期・過ごし方】①秋の夜長の意味やなぜ「夜長」なのか
  3. 【秋の夜長の意味や時期・過ごし方】②秋の夜長の時期はいつごろ?
  4. 【秋の夜長の意味や時期・過ごし方】③秋の夜長の俳句や短歌での使い方
  5. 【秋の夜長の意味や時期・過ごし方】④秋の夜長にすることとは?
  6. 【秋の夜長の意味や時期・過ごし方】⑤おすすめの秋の夜長楽しみ方:夜空を鑑賞する
  7. 【秋の夜長の意味や時期・過ごし方】⑥おすすめの秋の夜長楽しみ方:お酒でリラックス
  8. 【秋の夜長の意味や時期・過ごし方】⑦おすすめの秋の夜長楽しみ方:静かに読書
  9. 【秋の夜長の意味や時期・過ごし方】⑧おすすめの秋の夜長楽しみ方:音楽を楽しむ
  10. 秋の夜長を楽しみましょう!
秋の夜長っていつのことか詳しく知っているという方は意外と少ないのではないでしょうか。なぜ「夜長」なんて言い方をするのかも疑問ですよね。そこで以下では、秋の夜長の意味や時期、過ごし方について徹底解説。使い方や楽しみ方、することなどもまとめました。これさえ見れば秋の夜長のことが全てわかるはず!

なぜ「秋」は「夜長」なのか

なぜ秋はわざわざ「夜長」などと表現するのでしょうか。まず、「夜長」の意味ですがその字の通り、「夜が長い」ということを示します。「秋の夜長」は、夏に比べて日が落ちるのが早くなり「まるで夜が長くなったかのように感じる」ということを表した言葉となります。なぜ秋だけそんな特別な言い方をするのかと思った方も多いと思いますが、実は各季節にこの秋の夜長のようなフレーズがあり、「春は日長(ひなが)」、「夏は短夜(みじかよ)」、「冬は日短(ひみじか)」となります。なぜか、秋のフレーズだけポピュラーとなっていますが、「暗くなるのが早い」のが人間にとって気づきやすいというのがカギになっているとの説があります。

万葉集のころに定着した言葉の「秋の夜長」

この秋の夜長は、実は万葉集のころから使われている歴史の長い言葉。なぜ秋だけ特筆されてここまで定着したのかという理由ですが、前述した理由に加えて、「通い婚だったころの日本の歴史」にも関係していると言われています。通い婚では、夜の間に男性が意中の女性のもとへ行くというスタイルなのですが、暗くなるのが早い秋は、夏に比べて会える時間が長くなって嬉しい、という心理的な側面が関係しているとも言われています。

暦の上での秋の夜長の時期はいつ?

秋の夜長はいつのことを指すのかというと、暦の上で秋になった時期から使えると言われています。暦の上での秋は、立秋である8月8日ごろから立冬である11月8日ごろまで。現在の日本では8月8日は、夏真っ盛りなため少々早すぎるかもしれません。

実際に使うならいつ?

では、実際に使うならいつなのかというと、おおむね涼しくなってくる9月~11月ごろに使われることが多いようです。この時期になってくると、日が暮れるのも早くなってきて、「秋の夜長」をしっかりと体感できるでしょう。

その名の通り「秋の季語」としての使い方が一般的

秋の夜長の使い方ですが、日常的なフレーズで使ってOK。「秋の夜長は読書をしようと思う」などと言った使い方があります。また、俳句の季語としての使い方もあり、秋の夜長というフレーズを入れるだけで、季語として機能してくれます。

バリエーションとしての秋の夜長の使い方

引用: https://www.sankei.com/images/news/180712/lif1807120010-p1.jpg
そのほかに単に「長い夜」というだけでも秋という季節を示すとされています。正岡子規の俳句には
長き夜や障子の外をともし行く
という秋の俳句もあります。長き夜の部分が「秋の夜長」を指しているフレーズですね。

することや決まりごとは特になし!

秋の夜長にすることですが、日本のほかの行事のように決まったすることというのは特にありません。思い思いの方法で秋の夜長を楽しんでしまってOKです。

夜の長さを生かした楽しみ方が人気

秋の夜長の楽しみ方ですが、することの中で人気なのは、やはりその夜の長さを生かしたこと。以下では秋の夜長にすることのおすすめをご紹介していきます。ぜひ参考にして、秋の夜長を堪能しつくしましょう。

秋は空気が澄んできて夜空を鑑賞するのにぴったり

秋の夜長にしたいことと言えばなんといっても「秋の夜空の鑑賞」です。秋は夏に比べて、空気中の水蒸気量が減ってきて、空気が澄んでいるのが特徴。澄んだ空気は、夜空の星たちを綺麗に見せてくれる効果があります。秋の夜空で見ることのできる星座はアンドロメダ座やペガスス座などです。

月の美しさは秋ならでは

星に加えて、秋は月が綺麗に見える時期としても知られています。特に美しいのが中秋の名月と呼ばれる時期。9月~10月の間で満月の時期を指す中秋の名月は、澄んだ空も相まって非常に風流な姿を見せてくれます。お団子やすすきを用意して、お月見をしてみるというのも、秋の夜長のおすすめの過ごし方です。

暗くなるのが早い秋はお酒を飲むのにおすすめ

暗くなるのが早い秋は、夏に比べて罪悪感を感じることなくお酒を飲める時期でもあります。お気に入りのお酒をゆっくり楽しんで、長い夜のお供にしてみるのはいかがでしょうか。涼しくなってきたら、熱燗やホットウイスキーなどもおすすめです。夜が長いからと言って、くれぐれも飲みすぎには注意ですよ。

旬のおつまみでお酒をよりおいしく

秋はお酒だけでなく、食べ物もおいしくなる時期です。そこでおすすめなのが、「おつまみを秋の味覚にしてみる」ということ。サンマをつまみに日本酒をキュッとやるのも良し、贅沢に松茸をおつまみにしてみるのも良いでしょう。美味しい食べ物と美味しいお酒で、秋の夜がますます楽しくなること間違いなしです。

読書の秋を夜長に満喫

秋の夜長の楽しみ方と言えば、読書。虫の鳴き声をBGMに静かに読書にふけるというのは何とも風情があるものです。秋の過ごしやすい気候のもと、今年の秋は読書の秋にしてみてはいかがでしょうか。

秋は新刊をチェック

秋は、シーズンが変わって新刊が多く発売される時期でもあります。気になっているあの作家の新刊が秋には発売されるかも。買い忘れがないようにしっかりとチェックしておきましょう。

リラックスできる音楽をお供に

引用: https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/chitoseIMGL1856_TP_V.jpg
音楽の秋、という言葉もあるように、静かな秋の夜は音楽を楽しむのにぴったりのシチュエーションです。お気に入りの音楽をかけて、ゆったりとソファにでも腰かければ日ごろの疲れもとれていくというものです。以下では秋に聴きたいおすすめソングをご紹介。

秋の夜長におすすめの曲:「三日月/絢香」

こちらは秋の代名詞でもある「月」をテーマにしたバラードソング。女性から相手の男性を思う気持ちを切々とつづった歌となっており、秋の物悲しい雰囲気にぴったりと寄り添ってくれます。絢香の伸びやかな歌声は曲にさらなる情感を与えています、

秋の夜長におすすめの曲:「今宵の月のように/エレファントカシマシ」

こちらもまた「月」をテーマにした曲。三日月と違って、バリッとした男くさい曲の「今宵の月のように」は、エレファントカシマシを代表する楽曲です。失恋したり、何か悩み事があるときに聴けば前に進むパワーを与えてくれるでしょう。
以上、秋の夜長の意味や時期、楽しみ方などをご紹介いたしました。秋の夜長がいつなのかわかっていただけましたでしょうか?秋の長い夜は、何かに集中して取り組んだりゆっくりと過ごすのにぴったりです。この記事を参考にして、皆様も秋の夜長を楽しんでみてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BpQm062Hom_/?tagged=%E7%A7%8B%E3%81%AE%E5%A4%9C%E9%95%B7