結婚式に腕時計はしてはいけない？着物・受付や二次会などお呼ばれマナーをご紹介
友人から結婚式の招待状を貰い、当日には腕時計を身に着けて時間をしっかり確認しながらお祝いをする、というのは普通の事に思えます。
ですが、意外な盲点として「結婚式に腕時計はマナー違反」と言われることをご存知でしょうか。最近はスマートフォンが普及しているため、腕時計を身に着ける方も減っていると思いますが、現代風に言えばスマホも腕時計同様に「マナー違反」となる可能性が０ではありません。
そこで今回は、フォーマルな結婚式で腕時計をつける事がマナー違反になる理由を解説します。また、腕時計をどうしても身に着けたいという方のための情報や着物・二次会・受付などについても紹介します。
【お呼ばれマナー➀】結婚式に腕時計をしてはいけない理由とは？
ビジネスマンや社会人など、普段から腕時計をつけているという方は、時間を一分一秒単位で確認しながら行動しているという方もいると思います。
そんな方は腕時計を結婚式でもうっかりつけてしまうものの、実は式などのフォーマルな場面で腕時計はマナー違反とされています。
その理由は、腕時計で時間を確認するという行為が「時間を気にしている」、「早く帰りたいと思っている」というイメージに捉えられるため、新婚夫婦に対して失礼と考えられるからです。
せっかくの結婚式であなたが新郎新婦だったとして、もし時間を必要以上に気にしている方がいたらどう思うでしょうか。
これを現代風に言い換えるとスマートフォンを結婚式で何度も見るという行為も、「時間を気にしている」、「退屈そう」と思われてしまうのでマナー違反という事ができます。
【お呼ばれマナー➁】それでも結婚式に腕時計をつけたい場合
結婚式で腕時計を身に着けるのがマナー違反とはいうものの、それでも着用したいという方もいるでしょう。今回はそういった方のために、腕時計を結婚式で身に着ける場合に極力マナー違反にならない方法を紹介します。
あまり見すぎない
結婚式で腕時計がマナー違反となる理由は「時間を気にしている」ということなので、逆に考えると「時間を気にしない見方」をすれば問題ありません。
いわば結婚式で時計を何度ものぞき込んだりする姿が自分以外の人に見られなければいいので、結婚式では腕時計を見るときに気づかれないようにさりげなく見るのがポイントです。
あまり見なければ気づかれることもないですし、お手洗いに行くついでに時間を確認すれば誰にも見られません。このように、結婚式で腕時計を確認するときは、「あまり見すぎない」、「気づかれない」が大切です。
キレイな腕時計を使う
着物やドレス、スーツを身に着けて参加する結婚式で腕時計を着けたい場合は、汚れた腕時計ではなく清潔感のあるキレイなモノを使うのがポイントです。着物などがキレイなのに対して、腕時計が汚かったら悪い意味で目を引いてしまいます。
また結婚式で身に着ける腕時計は、ヒビ割れなど目立った傷がないモノでなくてはいけません。というのも、結婚式でしている腕時計がヒビ割れていると、「割れる」という部分が新郎新婦の中も「割れてしまう」といった別れを連想させてしまうからです。
簡単に言えば縁起が悪いので、結婚式で腕時計を身に着けたいなら「キレイ」で「目立った傷がない」モノがおすすめです。
受付など特別理由がある
結婚式で招待客の受付を頼まれたという方は、時間を気にする必要があるため例外的に腕時計の着用がOKとされています。とはいっても受付の最中に時間を気にしながら行い、受付の仕事が終わったら腕時計を外すのがベスト。
もちろん結婚式の受付終了後も腕時計を身に着けていてもいいですが、その場合は一般的なマナーとして「時間を見すぎない」ことはお忘れなく。
【お呼ばれマナー③】結婚式に着物で参加する場合の腕時計は？
結婚式で腕時計を身に着けること自体がマナー違反とされるものの、特に着物を着て参加するなら辞めておくことがおすすめです。
というのも着物を着る際は「アクセサリー類は一切しない」という考え方があり、結婚式どうこうではなく、着物に腕時計自体がダメだからです。
着物を着て腕時計を身に着けると、着物が引っかかって傷がついてしまったりもするのでよくありません。また、着物を着ていた自体にはアクセサリーをつける習慣がなかったことも考えが引き継がれた要因です。着物で結婚式に出る場合は腕時計をしないことを覚えておきましょう。
【お呼ばれマナー④】結婚式後のパーティーや二次会で腕時計はしていい？
フォーマルな形式の結婚式が終わった後は、夜にパーティーや二次会などを開く事もあるでしょう。その際は結婚式ほど厳格な雰囲気はなくなるため、腕時計を身に着けても特に問題はありません。
また着物やスーツなども結婚式の二次会ならそれほど重要ではないため、カジュアルなファッションに身を包んでみてもいいです。
ただし、これはあくまで例の話なので、結婚式の二次会やパーティの雰囲気・主役となる新郎新婦の意見に合わせて変えてください。
結婚式に腕時計をつけたい場合「カジュアル」はダメ
結婚式で身に着ける腕時計はどんなモノでもいいという分けではなく、カジュアルは避けてください。イメージとしてはGショックやシリコン製のベルト、発色が強いモノなどはカジュアルに見えるためNGです。
結婚式で着用するスーツ、雰囲気に合うようなフォーマル・シックなデザインの腕時計を身に着けるようにしましょう。
結婚式に腕時計をつけたい場合「主張の激しいデザイン」はダメ
結婚式で身に着ける腕時計は奇抜なデザインや悪い意味で目立つ派手めなモノを避けるようにしてください。結婚式そのものの雰囲気に合わず、他の人から見ても異質な存在として見られかねません。
結婚式でもできない腕時計で、目立つデザインとしては赤や黄色など目立ちやすいカラーデザインはもちろん、輝かしい宝石類が散りばめられたモノも危険です。
その他、結婚式の雰囲気にそぐわないデザインは遠慮ください。
結婚式の腕時計で男性におすすめできるもの
結婚式で男性が身に着けても問題ない腕時計は、ベルト部分が黒や茶色のレザー製になっているものがおすすめです。また時計自体の外観はシルバーなどが目立ちにくく、結婚式の雰囲気に合いやすいでしょう。
結婚式で腕時計をする場合、時計の部分はデジタルだとカジュアルになりやすいので、アナログ式でシンプルな針がついたモノ、デジタルだけどアナログのような表記が出来るものにしてください。
シンプルだけど、レザーベルトとウォッチのデザインは、どんなスタイルにも、しっくりきてくれる。カジュアルになりすぎず、年齢やスタイルを問わないデザイン。
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結婚式の腕時計で女性におすすめできるもの
結婚式で女性が身に着けたい腕時計は、男性とは違って小さめの見た目をしている白いブレスレット風や目立ちにくいものがいいでしょう。
特に女性の場合は腕時計が隠れない場合もあるので、なるべくシンプルで派手に見えないようにするのがポイント。ドレスに身を包む場合は、ドレスのカラーや雰囲気にあったものを身に着けることも大切です。
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結婚式に腕時計はダメ！つける場合もお呼ばれマナーを大切に！
結婚式や二次会で腕時計を身に着けていいのかといったお呼ばれマナーやダメな理由を紹介すると共に、着けるなら覚えておきたいルールなどを解説しました。
結婚式に招待された際は、腕時計について気を配り、スマートフォンなども同様にあまり見すぎないようにしてください。
