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車をコンパウンドで磨く方法!失敗せず傷や黒ずみをポリッシャーで落とす!

2024.02.22

ポリッシャーを使いコンパウンドで磨くと車の傷や黒ずみ、頑固な水垢などをキレイに落とすことができ、新車のような輝きを取り戻すことができます。【コンパウンドの種類・ポリッシャーを使った失敗のない磨き方】など、傷や黒ずみを落とすのに役立つ情報を解説していきます。

  1. コンパウンドとは?
  2. 【車の傷消しにおすすめ】コンパウンドの種類①:「ペーストタイプ」
  3. 【車の傷消しにおすすめ】コンパウンドの種類②:「リキッド(液体)タイプ」
  4. 【車の傷消しにおすすめ】コンパウンドの種類③:「水性・水溶性コンパウンド」
  5. 【車の傷消しにおすすめ】コンパウンドの種類④:「油溶性コンパウンド」
  6. 車の傷や黒ずみもコンパウンドを使ったポリッシャーでキレイに
  7. 失敗せず車の傷や黒ずみをコンパウンドとポリッシャーで落とす磨き方①:「洗車」
  8. 失敗せず車の傷や黒ずみをコンパウンドとポリッシャーで落とす磨き方②:「マスキング」
  9. 失敗せず車の傷や黒ずみをコンパウンドとポリッシャーで落とす磨き方③:「コンパウンドをつけたポリッシャーで研磨」
  10. 失敗せず車の傷や黒ずみをコンパウンドとポリッシャーで落とす磨き方④:「余分なコンパウンドを拭き上げる」
  11. 失敗せず車の傷や黒ずみをコンパウンドとポリッシャーで落とす磨き方⑤:「コーティングをして完成」
  12. 【車をコンパウンドで磨く方法!失敗せず傷や黒ずみをポリッシャーで落とす!】まとめ
コンパウンドとは「合成物」、「化合物」という意味があり、カー用品でいうところのコンパウンドとは研磨剤のことを指します。そんなコンパウンドは研磨剤として様々な用途に使われていますが、今回紹介したいのはコンパウンドを使った車の傷けし、洗車では落ちない汚れを落とす磨き方です。コンパウンドは研磨剤なので、傷を直接修復するという役割は果たせませんが、傷などの小さな凹みはその周辺を研磨することによって傷が無くなったかのように目立たなくすることができます。先ずはコンパウンドの種類について理解していきましょう。
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コンパウンドの形状にはペーストタイプとリキッドタイプの2種類があり、それぞれ特徴があるので、目的に合わせて選ぶ必要があります。ペーストタイプの特徴としては、研磨剤の粒子が大きいものが多いので、研磨力が強いのが特徴です。ペースト状なので伸びはあまり良くないので均等に研磨するのにはコツがいります。また、研磨力が強いのは良いことばかりではなく、削りすぎてボディの下地まで削ってしまわないように注意しましょう。
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リキッド(液体)タイプの特徴は、液体なので伸びが非常に良く、広範囲を研磨する場合にはペーストタイプよりもリキッドタイプの方が向いています。リキッドタイプは粒子の細かいものなども多くラインナップしているので、コンパウンドを使った研磨に慣れていない人などには弱い研磨力のコンパウンドと塗り伸ばしやすいリキッドタイプは扱いやすいのでおすすめです。ポリッシャーを使った研磨を行う時には粘度の低いリキッドタイプは飛び散りやすいのであまり相性が良いとは言いにくいかもしれません。
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コンパウンドは成分の違いでもその特徴が分かれます。水性・水溶性コンパウンドは研磨力が強いものが多いので、作業効率が良く、油溶性の成分は最小限に抑えられているのが特徴です。作業効率が良いのは作業後に脱脂をする必要がないという点も挙げられます。その反面、乾燥しやすいので初心者には少々扱いにくいかもしれません。また、脱脂が必要ない分、研磨カスは出やすいです。
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油溶性コンパウンドは石油系溶剤、シリコン、ワックスなどが配合されているので艶出し、保護材の効果も期待できます。滑りが良いので初めての人でも扱いやすく、研磨力は弱めなので削りすぎのリスクも減らすことができます。油溶性コンパウンドは研磨するのと同時に傷の内部に入りこむので傷を埋めるという意味合いでも傷を目立たなくすることができます。油分の脱脂を行うと傷に埋まっていたコンパウンドが無くなってしまい、傷が目立つようになってしまうことがあるので、油溶性コンパウンドをつかうのは「適度な研磨+傷の穴埋め」という目的での使用が主になるでしょう。

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コンパウンドをコンパウンド用のスポンジなどにつけて手で作業することもできます。一部などに使う場合はそれでもよいかもしれませんが、広範囲の研磨がしたい場合や、プロにお願いしたような仕上がりにしたい場合はポリッシャーを使うことをおすすめします。ポリッシャーとはドリルの先端に円盤型のバフと呼ばれるものを取り付けて高速に回転させながら磨く機材です。ポリッシャーを使うことによってコンパウンドの研磨力を最大限発揮することができるのでワンランク上の仕上がりになります。
初心者の人には削りすぎを防ぐためにも研磨力の弱い「リキッド(液体)タイプ」、「油溶性コンパウンド」を使用したポリッシャーで作業することをおすすめします。また、正しい磨き方で行うのも大事になります。
ゴミやホコリが付着している状態で研磨すると新しい傷を作ってしまう原因になるので、まずは洗車を行い汚れ等を洗い流す必要があります。鉄粉などの洗車では落としきれない汚れには「粘土クリーナー」を使ってしっかりと除去しましょう。ボディの水分を拭き取って洗車は完了です。作業は砂ホコリが飛んでくるような場所や炎天下、直射日光の当たる場所では行わないようにしましょう。
樹脂パーツ・メッキパーツ・ゴムパーツ・ガラス面などにコンパウンドが付着したままになると変質する恐れがあるので、洗車が終わったらマスキング(養生)をしましょう。傷だけをピンポイントに研磨したい場合は、傷以外のボディ部分をマスキングテープやビニールシートなどで養生すると良いでしょう。
ポリッシャーのバフにコンパウンドをつけるか、ボディに直接コンパウンドをつけるなどしてポリッシャーで研磨していきます。コンパウンドの商品ごとにバフにつけるかボディに直接コンパウンドをつけるのか適したやり方があるので商品説明に従うようにしましょう。研磨を行う時はバフでボディを平面で捉えるようにして、バフの角など一部だけが強く当たるような磨き方はしないで、均等かつ丁寧に行うようにしましょう。初心者の人は初めから研磨力の強いものは使わず、研磨力の弱い粒子の小さい物から始めて慣れてきたら研磨力の強いもので効率良く作業していくと良いでしょう。
ポリッシャーによる研磨が終わったら、研磨カスの除去やコンパウンドの油分などを脱脂するためにウエスなどで拭き取っていきます。油溶性コンパウンドを使った場合、脱脂する時に傷に埋まっていたコンパウンドが無くなってしまう可能性があるので注意して下さい。また、マスキングが不十分で樹脂パーツ・メッキパーツ・ゴムパーツ・ガラス面などにコンパウンドが付着していることもあるので、拭き上げも丁寧に行っていきましょう。
ポリッシャーを使ったあとはボディコーティングが薄く剥がれた状態なので、ワックスやコーティング剤で新しいコーティング層を作っていきます。コンパウンドを使ったポリッシャーと仕上げのコーティングで、車のボディは新車に近いものになったのではないでしょうか。

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コンパウンドは研磨剤なので、厳密にはコンパウンドに傷を修復する効果はありません。傷が無くなっているように見えるのはボディを削ることによって傷の凹凸を目立たなくしている状態だと言えます。実際問題、傷が目立たなくなれば、傷が消えたのと感じ方は同じになるので、多くの人がコンパウンドを使ったポリッシャーでの研磨を行うのでしょう。削りすぎは取り返しのつかないミスに繋がるので、研磨する作業には細心の注意を払うようにしましょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://instagram.com/p/Bl5XBArnZZu/