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香典の渡し方はこう!親族・職場ごとに言葉や告別式での作法を解説!

2024.02.22

香典の渡し方にもさまざまな方法があることをご存知でしょうか。親族や職場の人たちなどの関係によって変わることはもちろん、告別式や後日渡すときなど、タイミングによっても言葉は変わってきます。今回はマナーの良い香典の渡し方について解説していきます。

  1. 香典の渡し方とは
  2. 親族や職場などの関係性や告別式、後日渡す場合では言葉が違う?香典の渡し方:基本
  3. 親族や職場などの関係性や告別式、後日渡す場合では言葉が違う?香典の渡し方:身だしなみ
  4. 親族や職場などの関係性や告別式、後日渡す場合では言葉が違う?香典の渡し方:挨拶
  5. 親族や職場などの関係性や告別式、後日渡す場合では言葉が違う?香典の渡し方:タイミング
  6. 親族や職場などの関係性や告別式、後日渡す場合では言葉が違う?香典の渡し方:記帳方法
  7. 親族や職場などの関係性や告別式、後日渡す場合では言葉が違う?香典の渡し方:後日渡す場合
  8. 親族や職場などの関係性や告別式、後日渡す場合では言葉が違う?香典の渡し方:焼香時のマナー
  9. 親族や職場などの関係性や告別式、後日渡す場合では言葉が違う?香典の渡し方:通夜振る舞い
  10. 香典の渡し方は言葉選びが大事
香典と聞くと、あまりどういうものか創造できないという人も中にはいるはずですが、結婚祝いや出産祝いと同じくご祝儀のひとつでもあります。しかし香典の場合は祝い事というわけではないため、祝いという言葉はつきません。本来亡くなられた方に対してはお香をたくことになっていますが、そのお香に変わる金銭の事を香典といいます。その香典も、さすがにそのまま置いていったり、何もいわずに渡すということをするわけにはいきません。実は香典には渡し方というものがあり、親族や職場の人などの関係性の違いや、告別式や後日渡すなどのタイミングの違いでさまざまな渡し方というものがあります。
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では実際に香典の渡し方などについて解説する前に、最低限覚えておくべき基本的な部分について解説していきます。香典を渡す際は必ず挨拶をする必要などがあります。挨拶と聞くと、基本的に大きな声で元気良くするものという印象が強いのですが、告別式などの悲しみを分け合う場で大きな声で元気よく挨拶すると、非常に場違いな目で見られてしまいます。そのため、基本的には声は小さめに抑えて、悲しさやお悔やみの気持ちをこめた挨拶を心がけましょう。また、このような場というのは普段ついつい言いがちな言葉も忌み言葉として取られることが多いため、その点にも気をつけましょう。
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普段の生活でも多くの人が気をつけている身だしなみですが、当然ながらこのような場でも身だしなみは気をつけましょう。とはいえ、仕事中や就活では清潔感を意識した服装や男らしさなどを意識した格好が良いとされていますが、葬儀などの場は違います。基本的には派手なアクセサリーなどは前もって外しておき、服装も普段は派手なものを着用している場合は地味な服装を心がけましょう。また、告別式と通夜では基本的にはスーツですが、告別式と通夜ではふさわしい格好が変わっていますので、その場所に対応した服装を選ぶことが重要です。これらのことを意識した上で香典を渡しましょう。
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香典を渡す際の挨拶というのは、普段とは大きく違います。というのも、香典を渡す際はもちろん、参列者にする挨拶の言葉そのものが普段とは大きく異なります。受付をする際に受付の方にする挨拶は、このたびはご愁傷様でした、このたびはお気の毒様でした、という挨拶が代表的です。基本的に通夜の受付や告別式の受付の場合に関してはこの一文のみで大丈夫です。万が一通夜や告別式に参加することが出来ず、事前に香典を渡したい場合は、この一文に加えて当日参列できない旨などを付け加えるのみです。実際合うとなるとさまざまな言葉が出てくるものですが、飾らない言葉で話すことが出来るのであれば話すのも良いです。
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実は香典を渡すときにもタイミングというものがあります。実際に渡すタイミングについては後ほど説明しますが、それよりも前に香典をふくさから出さなければいけません。ふくさというのは風呂敷のようなものであり、持ち歩く際は基本的にふくさで香典を包むことになります。その香典をふくさから出す際もタイミングというものがあります。多くの人は渡すからといって受付待ちの時点で出してしまう人がいますがそれでは早すぎます。ふくさから香典を出すタイミングは、渡す直前がベストです。このときあわてて落としてしまったり、マジシャンのように香典を出してはいけませんよ。
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ふくさから香典を出すタイミングについて先ほどは説明しましたが、ここでは実際に受付の方に香典を渡すタイミングについて説明します。実は香典を渡すタイミングは記帳方法によって異なります。ノートのような芳名帳に記帳する場合は記帳する前に香典を渡します。渡す際には、ご霊前にお供えください、と一言伝えて渡すことがマナーとなっています。最近ではノートのような芳名帳では無く、管理が簡単な御芳名カードというものを使用して記帳するという方法が多いです。その場合はまず先に御芳名カードを記入し、そのカードを渡す際にカードと一緒に香典を渡すということになります。いずれの場合もまずは記帳方法を確認した上で行うと失敗しません。
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最近ではどうしても通夜や告別式に参加したくても、仕事でいけなかったり、海外などの遠方に出張に出ていたり、住んでいる場所がかなり遠方でなかなかいけないという人が多いです。また、後になって訃報に気づいたということもあります。しかし、香典というのは直接その場で渡さなければいけないというものではありません。郵送で送ったり、代理人を通して渡すということも可能となっています。そして同じように、後日渡すということも可能となっています。基本的な挨拶などについては一緒ですが、後日渡す場合は通夜や告別式に参列できなかったことへのお詫びの言葉を添えると良いでしょう。
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ほとんどの場合、香典を渡すと遺族の方から焼香を進められます。焼香といっても、立礼、座礼、回し焼香の3種類がありますが、告別式などの葬儀では基本的に立礼がほとんどです。基本的な流れとしてはまずは遺族と僧侶に一礼し、その後遺影に一礼、そしてその後右手でお香をつまみ、焼香します。このとき額に近づけることが一般的ですが、宗派によっては額に近づけなくても良かったり、焼香の回数が異なったりしますので、その宗派にあわせましょう。焼香が終わったら合掌し、最後にもう一度遺影や遺族と僧侶に一礼をします。基本的な流れとしてはこのような流れなので、細かい部分については周りの人が行っているやり方を見てまねると良いです。
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地域によって異なりますが、香典を供えてきた人に対して遺族から別室で軽食を勧められることがあります。このことを通夜振る舞いといいます。基本的には供養のひとつであるため断らず一口つまんだ上で失礼することがマナーです。しかし、その後予定があったり、長居すると抜け出せなくなるとかんじた場合は断っても問題ありません。また、受付で香典を渡したときに会葬御礼品の交換券をもらうことがあり、失礼する際に券と交換して品物をもらうことがあります。場合によってはこの品物が香典返しとしている家もあるため、こちらもなるべく断らずにもらいましょう。受け取る際はありがとうございますとは言わずに、恐れ入りますといいましょう。
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いかがでしたか。香典の渡し方は言葉選びが大事であることがわかったと思います。香典を渡すときに限らず、通夜や告別式の会場にいる間は、常に言葉選びが大事になります。どうしてもこのような場というのは普段当たり前のように使っている言葉が実は忌み言葉であったり、失礼に当たることがあるため、このような場では普段以上に気をつけることが大事になります。同時に普段のセオリーとは違うということも意識しておくと良いでしょう。もちろん言葉遣い意外にも、身だしなみや立ち振る舞いなど、根本的な部分についてもいつも以上に意識することが非常に重要です。
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サムネイル画像は下記より引用しました。
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