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葬式にネクタイなしはタブー!柄/色/結び方/光沢の有無などの基本を!

2024.02.22

その時は突然訪れる、耳にしたくない訃報。葬式はどんな季節であっても訪れてしまうものです。葬式には正装が基本ですが、ネクタイの扱いはどうなっているのでしょうか。どんなに暑い季節でもネクタイなしはタブー?今回は葬式に使うネクタイの色や柄結び方、光沢の有無などの解説です。

  1. はじめに:葬式は厳粛な場。必ず”引き締まった正装”を。
  2. 【葬式にネクタイなしはタブー!色、柄、結び方、光沢なしのものを選ぶなど、基本的知識をおさらい。】ネクタイは”必ず着用する”
  3. 【葬式にネクタイなしはタブー!色、柄、結び方、光沢なしのものを選ぶなど、基本的知識をおさらい。】何故着用しなくてはならない?
  4. 【葬式にネクタイなしはタブー!色、柄、結び方、光沢なしのものを選ぶなど、基本的知識をおさらい。】葬式におけるネクタイの色は?
  5. 【葬式にネクタイなしはタブー!色、柄、結び方、光沢なしのものを選ぶなど、基本的知識をおさらい。】葬式におけるネクタイの柄は?
  6. 【葬式にネクタイなしはタブー!色、柄、結び方、光沢なしのものを選ぶなど、基本的知識をおさらい。】葬式におけるネクタイの結び方は?
  7. 【葬式にネクタイなしはタブー!色、柄、結び方、光沢なしのものを選ぶなど、基本的知識をおさらい。】光沢なしのネクタイを選ぶ
  8. 【葬式にネクタイなしはタブー!色、柄、結び方、光沢なしのものを選ぶなど、基本的知識をおさらい。】ネクタイピンについて
  9. 【葬式にネクタイなしはタブー!色、柄、結び方、光沢なしのものを選ぶなど、基本的知識をおさらい。】番外編:ネクタイは黒でなくとも許される事例がある!?
  10. まとめ:大人ならマナーを遵守して葬式に参列。当然のマナーは守ってお手本になろう。
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葬式・告別式といったものは時期を構わず訪れます。訃報はいつも突然に訪れるもの、季節などお構いなしです。当然夏場の暑い時期にも行われるものですが、皆様は葬式におけるネクタイの扱いをきちんと知っていますか?こういった知識は学校で習うものではないので暗黙の了解と捉えられていますが、大人になったら冠婚葬祭は多くなるもの、必ず覚えて置かなければいけない知識です。今回はタイトルにもある通り、葬式にネクタイを着けないのはタブーだということについて解説していきます。厳粛な場ですから、マナーをしっかり守って参列しましょう。
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さて、日本に限らず行われている活動に「クールビズ」というものがあります。これは地球温暖化に伴って行われている運動で、通常6月1日から10月1日までの期間を言います。この期間はジャケットを着用せず、ノーネクタイが可とされている期間で、ほとんどの企業が取り入れています。この期間中にも葬式は行われるものですが、この時のネクタイの扱いはどうなっているのか、という疑問が多々挙がります。結論からいうと、葬式の場でネクタイを着けないのは【マナー違反】です。どんなに暑かろうと必ず着用するようにしてください。
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そもそも何故着けなくてはならないのか、という点について注目してみたいと思います。そもそもネクタイというのは北欧発祥のアイテムで、おしゃれのために作られたものです。勿論それは当時の考えで、ネクタイが日本に流れてきて、その着用が主流になった時代には、【スーツはネクタイをもって完成する】と言われ、それが現代に至るまで守られてきています。つまりネクタイを着用しないことは【葬式に正装で訪れないのと同義】とされ、タブー視されているのです。タブーということで、厳禁というわけではないのですが、しっかりとした大人であれば必ずネクタイは着用するものです。
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まず葬式参列の際のネクタイの色についてですね。これは当然ながら「黒」が原則となります。参列する側も遺族の側も基本的に黒が原則であり、他の色の着用はこれまたタブーとなっています。しかし例外として宗教上の理由から他の色を着ける場合もあります。その場合はおそらく合わせた方が良いですが、そのような理由がなければ黒を着用しましょう。黒のネクタイをもっていないという方は、いつ訪れるかも分からない訃報に備えて、黒のネクタイは用意しておくべきですね。
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一概に黒のネクタイといっても種類があります。それは「柄」ですね。柄付きネクタイはスーツの中でも極めて華やかな存在であり、この部分でおしゃれを表す方も多いです。葬式に関してですが、「黒無地」であることが最も良いとされ、ストライプや織り込まれたデザイン、刺繍等が入っているものは葬式という場には不釣り合いです。2枚目の画像のように、黒地でほとんど目立たない柄であっても、基本は1枚目の画像のような無地のものを選択しましょう。

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次に意外と知られていない葬式におけるネクタイの結び方です。1枚目の画像をご覧ください。「NG」とされている右側のネクタイ、これは柄が入っているという点からもNGですが、この結び方も実はNGです。何が違うのか、左の結び方と比べて襟元できれいに三角形になっていますよね。これがNGポイントです。この逆三角形は「ディンプル」というのですが、おしゃれなネクタイの結び方にあたるので、葬式のような場では適切ではありません。2枚目の画像の結び方、これを「プレーンノット」と言いますが、これが一番適した結び方です。他の結び方でも構いませんが、「ディンプル」が出来てしまう結び方は避けましょう。
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これは少々細かい点になりますが、黒で無地のネクタイを用意したとしても、とある条件によってはNGになる場合があります。それが「光沢」です。光沢ということはつまり輝きを放つもの、そのようなものは葬式という場では不適切です。葬式用に作られたネクタイであれば基本的には光沢はついておらず、光沢を放つ素材であっても艶消しの加工がされています。そのためなかなか無い事例なのですし、細かい点になるのですが、注意しておくに越したことはないですね。
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ネクタイを日々されている方はネクタイピンを使っている方も多いでしょう。ネクタイピンはネクタイの型崩れ防止、そしてシャツから浮いてしまうというようなことを防いでくれます。葬式だとお焼香などの際に前かがみになることがあり、ネクタイピンは是非とも欲しいところですが、実はこれもNGです。ネクタイピンは機能的面から見れば便利なのですが、このアイテムは元々おしゃれ要素の強いものです。そのため葬式という厳粛な場に着けていくのはこれもまたタブーとされています。素のネクタイのまま参列しましょうね。
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ここでは番外編として、ネクタイが黒でなくても許される事例について紹介します。冒頭でもお話ししたように、訃報とは突然訪れるものです。すなわち、あなたが仕事の場合などを選ばずやってくるのです。そう、ネクタイが黒でなくても良い事例というのは、【参列者側且つ急遽駆け付けた場合】です。この場合は参列することに意味がある、ということが優先されるので、仕事帰りなどで直接駆けつける場合にはネクタイは黒でなくともOK、さらに柄物でもOKです。しかし参列する前にどこかでネクタイだけは購入するということもできなくないので、できればきちんと喪に服した服装が望ましいです。

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葬式の際のネクタイについて、いくつか紹介させていただきました。色々なことを書きましたが、基本的に黒の無光沢且つ無地のものを着用し、結び方にも注意する、という点さえ分かっていれば問題はないでしょう。そしてできる大人はちゃんとそうした緊急時に備えて用意しておくものです。勿論普段から持ち歩け、とまでは言いません。しかしこうしたことはいつ訪れるかわからないことから、しっかり購入しておき、そしてマナー全体を分かっておくことができる大人と呼ぶにふさわしい方ですね。
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サムネイル画像は下記より引用しました。
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