// FourM
Jap6ehts29moxd3ewgrz

恋愛・デート

CATEGORY | 恋愛・デート

プラトニック・ラブの本当の意味は?不倫関係に陥る心理的理由を解説!

2024.02.22

プラトニック・ラブとはどういう意味かご存知ですか?人によって解釈がまちまちで、不倫と同じと考える方や、浮気してもプラトニック・ラブならセーフだと考える方もいます。そのあたりの関係性についてプラトニック・ラブの意味と起こる理由やメリットを解説します。

  1. 【プラトニック・ラブの意味】~はじめに~
  2. 【プラトニック・ラブの意味】#1そもそもプラトニックとは?
  3. 【プラトニック・ラブの意味】#2日本の結婚観の変遷
  4. 【プラトニック・ラブの意味】#3どこから浮気?不倫?
  5. 【プラトニック・ラブの意味】#4浮気・不倫のきっかけ
  6. 【プラトニック・ラブの意味】#5プラトニック・ラブが生まれる理由
  7. 【プラトニック・ラブの意味】#6プラトニック・ラブのメリット
  8. 【プラトニック・ラブの意味】#7現在のパートナーとの関係は維持すべき?
  9. 【プラトニック・ラブの意味】#8束縛と依存からの脱却
  10. 【プラトニック・ラブの意味】~おわりに~
昨今、芸能人だけでなく政治家やスポーツ選手、アナウンサーと幅広い業界で不倫関係が暴露され当事者が非難されるニュースが聞かれます。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/a1/a158b31f8be335ca7afd5ffc4613c610_t.jpeg
当たり前のように不倫関係が身近な話題になってきて、罪悪感を感じない方も多いように見受けられます。あるいは、罪悪感があるからこそ相手に内緒に行うことにスリルを覚えてなおさらのめりこむような方もいるのではないでしょうか。
その罪悪感の延長線上にプラトニック・ラブという形態があるようです。プラトニック・ラブは不倫ではないという自己弁護の論理によって罪悪感を薄めて、熱中する既婚者が増えていると言われています。プラトニック・ラブとは浮気や不倫とはどこが違うのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/65/65a8cc031eb5d0aeec5171242da37468_t.jpeg

関連記事

引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4a/Plato-raphael.jpg
プラトニックの語源は、古代ギリシャの哲学者のプラトンに由来するのです。当のプラトンはその当時一般的だった少年愛を嗜好していて、”肉体(外見)に惹かれる愛よりも精神に惹かれる愛の方が優れており、更に優れているのは、特定の1人を愛すること(囚われた愛)よりも、美のイデアを愛することである”(ウィキベディア)と説いていたそうですから、現在のプラトニック・ラブとは、ちょっとイメージが違っています。
その後、精神的愛情の概念は、中世のヨーロッパのキリスト教文化に融合されます。キリスト教の教義には姦淫(今でいう不倫のこと)を禁じるものがあります。プラトニック・ラブ=精神的な愛であり肉体的な関係を持たない恋愛という概念は、このあたりから確立されてきたと考えられています。
引用: https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/t-akr125/20171001/20171001115426.jpg
日本では、キリスト教が伝来するより前に武家社会の発展などにより、「家を維持する」ことが重要視されていました。そのため、妻の不貞(不倫のこと)はもちろんNGです。また、結婚は家と家の繋がりなので相手は親同士が決めていたり、離縁(離婚のこと)はもっての外でした。※ただし、男性側にはある程度自由度が認められていた部分はあります。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/da/da9152dbf8f76efbb2e083244c6fb301_t.jpeg
その後、欧米で女性の人権が向上しますし、日本も敗戦後は欧米の考え方を取り入れるようになりましたので、男女ともに不倫はダメ!でも、離婚は女性からでも出来る、という風に変わっていきました。
結婚も家同士のことではなく、個人的な繋がりとして行われるものとなり、離婚をタブー視したり、昔のように離婚経験のある人を蔑むような社会ではなくなっています。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/26/26d72990ed57dacf848cbf5bf1742eb6_t.jpeg
プラトニック・ラブは浮気や不倫とは違うのでしょうか。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/c2/c237b156cf71ef4badc4354b4b263e4c_t.jpeg
こちらのサイトによると、不倫=既婚者がするもの、浮気=既婚者・未婚者ともに対象。  不倫=継続的な関係を持ち、肉体関係を伴う、浮気=一時的な関係、肉体関係の有無は問わない ということらしいです。
プラトニック・ラブと言えば肉体関係は持たないのが通例ですが、継続的な関係である場合もあります。100%不倫とは言えないまでも、やや近いところにありそうです。浮気には該当してしまいますね。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/33/3366663a4ee9351998161448ba236921_t.jpeg
人間には承認欲求というものがあるそうです。今のSNSでイイネを集める行為もその1つと言われています。目の前のパートナーが自分を承認してくれていて、かつその人の承認だけで満足できていれば、他に心を移すことはないでしょう。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/6e/6e288210fef3e99a19f23c50442f2914_t.jpeg
端的に言えば、パートナーと意思の疎通が十分に取れていれば、浮気や不倫をする理由は生じません。また、パートナーと意思の疎通が十分でなくても、恋愛感情以外のことで承認が得られる何かがあれば、パートナー以外に恋愛感情を持つことはないでしょう。
誰かに承認されたい(承認されないから寂しい)という理由で、身近な異性に寂しさを打ち明けるようなところから浮気や不倫が始まることが多いようです。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/3f/3f776cc7140f2cedec33d77c275face5_t.jpeg
パートナーと心が離れていても、世間的には不倫は否定されるものですから、やはり後ろ暗い気持ちがあるのですね。これが、プラトニック・ラブを選択する理由の最たるものであるようです。または、パートナー以外の方と肉体関係をもってしまうと、その相手との関係で煩わしさが増えるので困るからという理由も考えられます。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/ed/ed788e2cdc180712ef66336e6732dd46_t.jpeg
精神的な安らぎを求めてプラトニック・ラブにハマる方が多いようです。恋愛特有のときめきを取り戻したり出来るのも大きなメリットでしょう。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/5e/5eeaf4b04c453ce7e0323a2ba5cbe198_t.jpeg
恋愛感情やときめきといったものは、精神的な潤いを与えてくれてその人を若々しく見せる効果があります。いつまでも若くありたいと考える女性には堪らないメリットと言えるでしょう。
肉体関係から生じるドロドロとした束縛や依存関係がないので気楽に付き合えるのも、プラトニック・ラブのメリットの一つです。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/a3/a3695525f86a6ba193f1922df728953e_t.jpeg
また、肉体関係がないので万が一パートナーにばれてしまっても、いい訳がたつというのもメリットと言えそうです。同様に肉体関係による夜の悩みを抱えなくても良いので気が楽だという方もいます。
こうなってくると、現在のパートナーとの関係を維持するか迷う方もでてくるとこと思われます。維持することにメリットがあるのかどうか、考えてみても良いかもしれません。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/4a/4afbc913400228954d106e0d80a9b51d_t.jpeg
というのも、そもそもプラトニック・ラブの道を選んだ理由には、現在のパートナーとの関係を改善したい気持ちが根底にあったという方もいる可能性があるからです。現在のパートナーを裏切れないという気持ちがもしもあるのなら、それは続ける理由になるかもしれません。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/22/22fddfdcab57607ec97b350e3141919f_t.jpeg
そうではなくて、もうすでに2人の気持ちが離れていて修復は不可能だし、お互いに歩み寄る気持ちもないというときは問題です。仮にそうだとしても簡単に関係を解消するのはデメリットが大きいからです。既婚者の場合には、お子さんの問題の他に、夫婦の経済的な問題があります。※だから離婚裁判は揉める訳です。
また、離婚で揉めてしまうとプラトニック・ラブの相手方にまでとばっちりが行く可能性もあります。継続するメリットを感じられなくても、解消するデメリットの大きさを考えると、今のプラトニック・ラブの関係で精神的な安らぎを得て、日々の生活を乗り越えていけるのであればその状態を維持していた方が賢明なのかもしれません。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/79/7978d4d43cebd8c31b350d59f927f4f4_t.jpeg
そもそも、結婚生活は恋愛とは異なり日々の生活を2人で維持していくという活動になりますから、いちいち相手の一挙手一投足で一喜一憂している場合ではありません。ある程度のことは適度に流す必要がありますから、恋愛期間に比べてときめきが無いと思うのも多少は仕方ないでしょう。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/89/89c438fae63cde7a12853845d005c69d_t.jpeg
でも、ときめきが無いと感じるのは相手も同じかもしれません。
過去の恋愛関係で、束縛したり依存したりしていたのであれば、プラトニック・ラブを経験することでそれらの悪癖から脱却することができるかもしれません。精神的な繋がりを重視するプラトニック・ラブでは、お互いを気遣い安らぎを与えあうことに注力することになります。過剰に相手の気持ちを推し量るのではなく、自分の気持ちも素直に伝えて相手の方と話し合っていける関係性を築けると最高ですね。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/20/20fdebffe7480a33aa3bfe33a66403ef_t.jpeg
そういうプラスの関係性は、あなた自身を輝かせ他の様々な関係性でもプラスに働くようになるでしょう。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/0b/0bcbca1d759f96d0e1e92819263baac5_t.jpeg

関連記事

正直なところ、どこまでが親しい友人でどこからがプラトニック・ラブの関係なのかは分かりません。浮気と不倫との境界線も明確にここ!と決められるものではなく、当人がどう感じるかによるところが大きいのです。
ですから、プラトニック・ラブが果たして良いことなのか悪いことなのか判断するのは難しいです。ただ、あなたの身近な人を悲しませることがないことを切に願っています。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/7e/7e540d24c7cad46c059029715eb1992f_t.jpeg
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/b3/b35600e7f209c80d3488c87c74ba8704_t.jpeg