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自転車の前輪後輪のタイヤ交換のやり方!店でやる費用や時間を比較!

2024.02.22

自転車のタイヤがパンクしたりして困った経験は誰しも一度はあるでしょう。タイヤ交換は店でするものと思っていましたが、なかなか結構なお値段がかかります。DIYのように自分で自転車タイヤ交換ができれば費用や時間を節約できます。前輪、後輪の交換費用・交換のやり方を解説します。

  1. 自転車のタイヤ交換のやり方は? ~はじめに~
  2. 自転車のタイヤ交換のやり方は? ①タイヤ交換の料金は?
  3. 自転車のタイヤ交換のやり方は? ②交換のタイミングは?
  4. 自転車のタイヤ交換のやり方は? ③自分で交換するための準備
  5. 自転車のタイヤ交換のやり方は? ④前輪を外し方
  6. 自転車のタイヤ交換のやり方は? ⑤後輪の外し方
  7. 自転車のタイヤ交換のやり方は? ⑥タイヤ交換
  8. 自転車のタイヤ交換のやり方は? ⑦交換するときの注意点
  9. 自転車のタイヤ交換のやり方は? ⑧タイヤを長持ちさせるには
  10. 自転車のタイヤ交換のやり方は? ~おわりに~
パンクした自転車をお店に持ち込んだら、交換に時間がかかってしまったり、意外と高額な費用にぎょっとしたりすることもあります。
自分でタイヤ交換をしてしまおう!ということでタイヤの外し方、交換の仕方を解説します。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/c3/c3cc52eb0ac3db6eecb9976c2f50105a_t.jpeg

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カインズホームやイオンなどで、パンクの修理をしてもらうと、前輪1600円~、後輪1800円~くらいです。個人の自転車屋さんでは若干異なります。(パンク箇所を探す、水調べ+穴の修復として)
チューブ交換、タイヤ交換、タイヤとチューブを交換となるとさらに2000円~、2800円~、3800円~くらいということでどんどん費用が加算されていきます。また、これは一般的ないわゆるママチャリの場合の料金なのでスポーツタイプのロードバイクになってくるともう少し費用がかかるようです。また部品の取り寄せなどが必要になると費用だけでなく時間もかかります。
引用: http://www.satte-city.com/sakasai/img/price_001.jpg
パンクする前に、交換しておけば安心です。どのくらいで交換したらよいかというと、メーカーによると大体3年くらいだそうですが、定期的にタイヤのゴムの擦り減り具合をみて溝が無くなってきたら交換しましょう。
右のように、まったく溝がない状態で乗り続けるのは危険です。ここまでになる前に交換した方が良いでしょう。
引用: http://www3.suzuki.co.jp/bikeshop_data/1112/60689/100093_M.jpeg
また、近年は紫外線やアスファルトの熱などによってタイヤの劣化が早いです。溝はあってもタイヤにひび割れなどが出来ていたら変えた方が良いでしょう。
タイヤを交換するには、まずタイヤを外さなければなりません。それぞれの必要な工具は以下の通りです。

前輪を外すための工具

引用: https://i2.wp.com/irodoriworld.com/wp-content/uploads/2016/06/DSC05987.jpg?w=600&ssl=1
赤枠の上から、ラチェットレンチ、スパナ、ボックスレンチです。どのタイプでも14mmのナットが回せるものをどれか1つご用意ください。一般的な自転車の前輪では14mmのナットを使うのが一般的ですが、ごくまれに15mmのナットが使われているものもあります。ご注意ください。また、補助工具としてプライヤー(赤枠の下)があると便利です。

後輪を外すための工具

引用: https://i2.wp.com/irodoriworld.com/wp-content/uploads/2013/09/DSC00477.jpg?w=500&ssl=1
①油性ペン(色は何色でも良いので2色用意)  ②ドライバー プラスとマイナスを各1本    ③15mmのラチェットレンチとスパナ(しっかりボルトを締められるのでおすすめ。)   ④10mmのボックスレンチ    ⑤8mm✕10mmのスパナ 最低でも2本(写真右の2本のようなボックス構造のものが便利です。)   ⑥タイヤレバー  

タイヤ交換のための工具

引用: https://i2.wp.com/irodoriworld.com/wp-content/uploads/2013/10/DSC00808.jpg?w=400&ssl=1
タイヤ交換にはタイヤレバー(3本) とポンプがあれば大丈夫です。 交換用のタイヤを別途ご用意ください。
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前輪の外し方です。 ①ハブダイナモの位置と配線に注意  ②車輪脱落防止ワッシャの位置   ③ナット脱着時の取り扱い  に注意してください。 外した後、またもとに戻しますのでナットなどを外す前にその都度状態をケイタイで撮影しておくのがおススメです。
引用: https://i0.wp.com/irodoriworld.com/wp-content/uploads/2016/06/DSC05988.jpg?w=600&ssl=1
自転車はひっくり返して置きます。滑り止めあるいは外したナットなどの部品を無くさないように下にマットを引いておくと良いです。準備が出来たらタイヤから空気を抜きましょう。
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タイヤの空気を抜くには、空気入れのバルブを全部外します。
引用: https://i2.wp.com/irodoriworld.com/wp-content/uploads/2016/06/DSC05992.jpg?w=600&ssl=1
次にハブダイナモの配線を外しますが、その前に撮影しておくことを忘れずに。コネクターの金属のところを持って引き抜いて下さい。(コードを持たないように、硬いときはプライヤーを使ってコネクターを掴んで抜きましょう)
引用: https://i2.wp.com/irodoriworld.com/wp-content/uploads/2016/06/DSC05990.jpg?w=600&ssl=1
次に、ナットにかぶせてある保護カバーを外します。プライヤーを使って引っ張ります。ただ、保護カバーは樹脂製で直接プライヤーで挟むと傷つくのでウェスをかましてから挟みましょう(下画像)。抜き方は、回さずにまっすぐ抜き取って下さい。プライヤーで横にずらすようにすると良いです。
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引用: https://i0.wp.com/irodoriworld.com/wp-content/uploads/2016/06/DSC05997.jpg?w=600&ssl=1
保護カバーが取れたら、ハブシャフトの左右のナットを緩めます。反時計回りに回してください。片側ずつ緩めるのではなくて、左右交互に少しずつ緩めて下さい。念のため、外す前に写真を撮っておきましょう。
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外したナット類は無くさないように、場所を決めて置いておきます。順番に並べておくと戻すときに楽です。
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ナットが外れたら前輪を外すことができます。フレームから外したところも撮影しておきましょう。特に接続部は重要です。
後輪も自転車をひっくり返して置き、タイヤ空気を抜きます。作業の前にナットなどの位置が分かるように油性ペンで印をつけます。左右で色を変えて印をつけておくと復元するときに分かり易いです。
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ここも重要です。ドラムブレーキの固定金具部分では、フレームにも位置がわかるようにマーキングしましょう。取り敢えず外す部品には徹底的にマーキングしてください。右左の区別のため色分けしてマーキングします。また、作業の都度、写真を撮るのも忘れずに。時間が係って面倒かもしれませんが後の復元が楽になります。
では、ナットを外していきます。手順は次の動画をご覧ください。
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スタンドを外したところです。ハブシャフト固定ワッシャ、チェーン調整金具が見えるでしょうか。ここでもまたマーキング&撮影をしておきましょう。 ハブシャフト固定ワッシャやチェーン調整金具には取り付けの方向と表・裏があり、これを間違えると自転車が機能しなくなります。ここでのマーキングは非常に重要です。また、外した部品は無くならないように順番に並べておきましょう。
タイヤが外れましたら、次は、タイヤとチューブをリムから外す作業です。まず、タイヤに空気が残っていたら徹底的に空気を抜いてください。そうするとリムから外しやすくなります。
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次にタイヤの片側のビードを外します。タイヤの空気入れのバルブのところ、左右にタイヤレバーを引っかけてこの部分から外します。タイヤレバーの使い方は次の動画を参考にして下さい。
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片側のビードが外れたら、そこからチューブを引っ張り出します。ここまでくれば残りのビードは手で外せます。
ここからは、新品のタイヤに取り換える作業になります。その前に、リムテープの状態を確認しましょう。リムテープは、タイヤのチューブをニップル(スポークを締めているナット)やリムのエッジから守るため、リムに嵌められているゴムまたは樹脂製のバンドのことをいいます。これが切れたり破れたりしているとチューブが保護されず、あっさりパンクしてしまいます。痛んでいたら迷わず交換してください。
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新しいタイヤチューブのバルブを、リムのバルブ穴に通します。このときチューブが少し膨らむ程度に空気を入れておくと作業がしやすいです。次にタイヤの片方のビードをリムに嵌めます。タイヤのラベル位置がバルブのところに来るようにかつ進行方向右側にセットしましょう。
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外に出ていたチューブをタイヤにセットします。リムの上に乗せる感じでセットすると良いです。セットしたら残りのビードをバルブの180度反対側からはめていきます。(最後にバルブ位置でフィニッシュとなるように左右ちょっとずつ入れていきます)
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最後の部分をはめるのが一苦労。時間がかかってイライラするかもしれません。どうしても入らない時はタイヤレバーで力業で入れる方法もあります。
あとは、空気を入れたら出来上がりですが、チューブがどこかに挟まっていないか注意してください。ここは逆に時間をかけて丁寧に見ておきましょう。チューブが挟まったまま走行すればあっという間にパンクです。
引用: https://i2.wp.com/irodoriworld.com/wp-content/uploads/2013/10/DSC00768.jpg?w=400&ssl=1
タイヤをちょっと持ち上げてチューブを噛みこんでいないかチェックします。どこかで挟まっていたらチューブを中に押し込んでください。
あとは元通り復元をして完成です。が、ここで注意!後輪を戻すときには左右のバランスが大事です。
引用: https://i1.wp.com/irodoriworld.com/wp-content/uploads/2013/09/DSC00488.jpg?w=500&ssl=1
バランス調整は、チェーン調整金具についているナットで行います。10mmのボックスレンチを使うと回しにくいところにあるナットもしっかり回すことができます。
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前輪を戻すときには、ハブダイナモの端子の位置と車輪脱落防止ワッシャの位置に注意してください。ここを適当に締めてしまうと後でコードが繋げなくなったり、前輪が外れてしまったりします。
引用: https://i1.wp.com/irodoriworld.com/wp-content/uploads/2016/06/DSC06013.jpg?w=600&ssl=1
また、ハブダイナモは締め付けすぎると発電できなくなります。①ナットをある程度締め付ける(左右とも)  ②車輪がまっすぐ固定されていることをチェック   ③最後にグッと力を入れてもうひと締め  ④ナットが「止まった」感が出たところで止める。 締めすぎに注意しましょう。
もう一度、注意点を確認しましょう。
前輪は ①ハブダイナモの位置と配線に注意  ②車輪脱落防止ワッシャの位置(向きも)   ③ナット脱着時の取り扱い(無くさないように順番に並べて置く) ④ハブダイナモを締めるときには力を入れすぎないことも注意点です。
後輪は ①パーツが多いので外す前にその都度マーキングすることと写真を撮っておくこと  ②パーツは左右ありますから無くさないだけでなく左右が混同しないように気を付けておきましょう。  ③復元する際には左右のバランスに注意 左右のバランスを見ながらナットを締めていきます。
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タイヤ交換では、ラベルの位置がバルブの下にくるように嵌めましょう。これは、パンクした時に修理をしやすくするためです。バルブから60度のところに穴がある→ラベルから60度のところを修理という具合です。
タイヤを長持ちさせるには、まず劣化を防ぐこと。ブレーキを使い過ぎないこと。タイヤの空気を適切に入れて接地面を減らすようにすること。などが挙げられます。
前輪より後輪の方に体重や坂道での負荷がかかりやすいので、後輪の方が早く摩耗します。後輪の摩耗具合に気を配ると良いでしょう。

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ここまでお読みいただき有難うございました。最初は、前輪を外すのでも一苦労で時間がかかって大変!と思うかもしれませんが、慣れてくると前輪は1分くらい後輪も4,5分で外せるようになるそうです。費用も工具があれば安く出来ます。ロードバイクなどはシンプルな作りなので後輪もそんなに時間はかからないようです。頑張ってみて下さい。
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サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/a7/a78ae68d9d3e3d60d8680cd29326d203_t.jpeg