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織田作之助の代表作品おすすめ!カレー・木の都・夫婦善哉・雨など!

2018.06.19

大阪を舞台にした馴染みやすい作風を描く織田作之助。彼の代表作品でありおすすめ小説の夫婦善哉は、カレーが関係しているとか。短い時間で残してきた作品には、木の都や雨など多数あります。太宰治とも係りを持つ織田作之助が描く作品とは?そんな彼のおすすめ代表作品を紹介。

  1. 織田作之助が手がける作品の雰囲気
  2. 太宰治をはじめとする名作家との繋がりとは?
  3. 織田作之助の支えとなったカレーとは?
  4. 織田作之助の代表作品おすすめ➀夫婦善哉「手に負えない夫を支える妻との二人三脚」
  5. 織田作之助の代表作品おすすめ➁木の都「織田作之助が慣れ親しんだ地」
  6. 織田作之助の代表作品おすすめ➂五代友厚「織田作之助によって明かされる五代友厚という人間」
  7. 織田作之助の代表作品おすすめ➃雨「豹一がたどり着く先にあるものとは」
  8. 織田作之助の代表作品おすすめ⑤青春の逆説「自意識過剰な主人公が成長する物語」
  9. 織田作之助の代表作品おすすめ➅土曜夫人「男女の恋や関係を描く物語」
  10. 織田作之助の代表作品おすすめ➆聴雨「南禅寺の決戦」
  11. 【まとめ】織田作之助の代表作品おすすめ
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織田作の愛称で親しまれていた織田作之助は、生まれ育った地である大阪を愛する日本の小説家。大阪を舞台とした作品には、庶民の温かさを感じさせるシーンに、関西弁のセリフなど大阪にこだわりが伺える作風に。そんな彼は耳にすれば誰もが知っているであろう、あの太宰治ともある繋がりがあったのです。

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太宰治と言えば、「走れメロス」や「人間失格」など子供から大人まで知る人の多い作家だと思います。そんな彼との繋がりは「無頼派」といわれる作家の総称であるカテゴリー。すでに完成された近代文学とは一線を画す、オリジナリティの出た作風を重視する考え方と言えるかと思います。
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そのカテゴリーに太宰治や坂口安吾などが属していました。この二人と織田作之助は、銀座5丁目のバー「ルパン」で撮影した写真で広く知られてもいるようです。織田作之助が帰らぬ人となったときには、太宰治や坂口安吾から追悼の言葉もありました。そのときの太宰治の追悼文には、彼に対する作家仲間としての想いが込められていたように感じられます。
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庶民の暮らしを描いた作品で親近感を感じさせる織田作之助の作品には「カレー」が深く関わっていたのです。そのカレーをつくるお店の名は「自由軒」。お店の情報によると、織田作之助は常連客として毎日のようにカレーを食べていたと言われています。
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いつも作品について考える日々を送っていた先に生まれたのが、後に紹介する「夫婦善哉」です。実はこの作品は彼の代表作でもあり、出世作でもあります。また、自由軒には「トラは死んで皮をのこす、織田作死んでカレーライスをのこす」と、織田作之助のメッセージが入った写真が飾られているのが、その象徴と言えるでしょう。
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「夫婦善哉」の内容

昔の大阪の町並みを描いた舞台には、そこで暮らす人々の生活が伝わってくる作風に。登場人物は道楽者の柳吉に、芸者の蝶子で二人は夫婦。柳吉は実家から追い出された過去を持ち、職業は剃刀屋や関東煮屋と転々として締まりがない。そんな夫をしっかり者の蝶子が支えて暮らす、慌ただしい日常を描いた物語。
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「夫婦善哉」の見どころ

作中には織田作之助が日々訪れていた自由軒のカレーが登場します。実際のメニューは「玉子入りライスカレー」ですが、作中では「名物 混ぜカレー」の名前で登場。夫婦の動向も注目ですが、こちらも注目です!
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「木の都」の内容

「夫婦善哉」のような大阪の情緒あふれる雰囲気を感じさせてくれる作品で、この木の都は織田作之助が小さい頃に慣れ親しんだ上町を舞台にしている。過去に訪れたことのある場所を巡り、人やモノをはじめとした大阪を回想するお話で、大阪三大夏祭りの一つである愛染祭や生国魂祭にスポットもあてて進んでいきます。
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「木の都」について

タイトルにもある木の都について、これは大阪の天王寺区夕陽丘町にある文学碑のことを表しています。口縄坂を登った先にあり、同作品に出てくる文が刻まれている。
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「五代友厚」の内容

「五代友厚」と「大阪の指導者」の2タイトルで構成される内容。五代友厚に関しては、薩摩の島津久光の行列を横切った騎馬のイギリス人を殺傷した生麦事件で幕を開ける。この事件が発生した当時は攘夷運動に拍車がかかっていたことから、後の薩英戦争に発展する。五代はそんな中、英国艦隊に捕らえられ捕虜に。そのような事件からヨーロッパ遠征までを描いた作品。
「大阪の指導者」は、五代友厚に関する情報が書き連ねられた資料のような形式で語られていきます。
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「五代友厚」とは

江戸の終わりごろから明治の中頃まで存在した武士であり、経済人でもあった。薩摩で育った彼の功績と言えば、大阪経済の発展に大きな成果を挙げたことでしょう。大阪商工会議所にある五代友厚の銅像がそれを表していると言えます。
また、この五代友厚に関しては、2016年にNHKより放送された朝ドラの「あさが来た」で、俳優の「ディーンフジオカ」が演じたことでも話題に上がっていましたね。
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「雨」の内容

同作品は、母であるお君の息子「豹一」の生き方にスポットがあてられた物語。豹一の父は、自身が小さい頃に事故で帰らぬ人となり、その後にお君が再婚を果たすことで新たな父を持つことになる。
しかし、裕福とは言えない家庭環境で育つなど、いろいろな要因が重なり、豹一は自分に自信を持てなくなり、自分を見失ってしまう。そんな彼の行きつく先はどうなるのか。
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「雨」の見どころ

厳しい生活環境に身を置きながら、新しい親を迎えることで生活スタイルが確立されていく。その中で、豹一がどんな思いで日々を過ごしているのか、この点に着目することで大切なものを認識できるでしょう。
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「青春の逆説」の内容

主人公は容姿端麗、成績優秀と文句なしの才能を持つ毛利豹一。しかし、彼には心の部分に欠点があった。それは自意識過剰なところで、何をするにも行動に理由をつけたがる性格。また、自分勝手な言動をとることも多い。そんな内面を持つ彼は新聞記者として働き、人々との出会いや恋人との日常を描いた青春物語。
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「青春の逆説」の見どころ

非の打ち所がないと思えば、性格に難がある主人公は、女性が引いてしまうような行動をとることもしばしば。そんな彼がどう成長していくのかに注目。
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「土曜夫人」の内容

舞台となるのは、戦後からまだ時間の経っていない頃で男女の恋心を描いた作風。身分の高そうな人間から靴磨きを生業にする孤児、カメラマンなどいろいろな特徴を持った人物が登場します。
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「土曜夫人」について

土曜夫人は、織田作之助がこの世を去ったと同時に未完のまま残り続けている作品です。はじまりは新聞連載小説として登場。
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「聴雨」の内容

将棋界で有名な「南禅寺の決戦」を題材にした作品。その主人公となるのは、16年ぶりに棋界へ帰ってきた「坂田三吉」。その対局相手となるのが木村義雄八段であった。坂田三吉が予想外の手を指したこの戦いは、同じ大阪出身である織田作之助によって描かれる。
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「聴雨」について

「銀が泣いている」や「王将」の名を冠する戯曲や映画などのモデルで知られることの多い坂田三吉。昔は大阪での賭け将棋で名を上げていたが、関根金次郎と対局して負けたことでプロ棋士になる目標を立てたと言われています。この「銀が泣いている」は、再び関根金次郎と対局したときに生まれた名言。

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太宰治ら無頼派としても知られる織田作之助の代表作品を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。大阪の特色が出た作風で高い評価を受ける彼の作品は、大阪人でなくともおすすめの作品。夫婦善哉や木の都など、今とは違った大阪の雰囲気を織田作之助の作品を通して体感したいところです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71plOg%2BfWVL.jpg