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上田秀人 新刊&おすすめ作品一覧|禁裏付雅帳、御広敷用人など!

2024.02.22

歴史関係の小説が特徴の上田秀人の新刊&おすすめ作品一覧の紹介コーナー。禁裏付雅帳や御広敷用人や日雇い浪人生活録、百万石の留守居役、町奉行内与力奮闘記など珍しい役職にストーリー性のある物語が特徴。上田秀人のおすすめ作品一覧に、新刊情報も交えてお伝えしていきます。

  1. 上田秀人のもう一つの顔とは?
  2. 上田秀人がつくる作品の世界観
  3. 上田秀人 新刊&おすすめ作品一覧➀禁裏付雅帳「幕府と朝廷に関わる禁裏付とは?」
  4. 上田秀人 新刊&おすすめ作品一覧➁町奉行内与力奮闘記「町奉行内与力として町の闇に立ち向かう」
  5. 上田秀人 新刊&おすすめ作品一覧➂百万石の留守居役「加賀藩視点で描かれる江戸幕府」
  6. 上田秀人 新刊&おすすめ作品一覧➃日雇い浪人生活録「田沼意次が行う経済改革の行く末」
  7. 上田秀人 新刊&おすすめ作品一覧⑤御広敷用人「大奥を巡る幕政改革」
  8. 上田秀人 新刊&おすすめ作品一覧➅天主信長〈表〉我こそ天下なり「本能寺の変で見つからなかった織田信長の遺骨の行方」
  9. 上田秀人 新刊&おすすめ作品一覧➆孤闘 - 立花宗茂「武将立花宗茂の日々の思い」
  10. 【まとめ】上田秀人 新刊&おすすめ作品一覧
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時代小説や歴史物小説を執筆する上田秀人の原点は、山村正夫が開いていた小説講座。そこから後に紹介する「孤闘 立花宗茂」で2010年に中山義秀文学賞などの賞を獲得していく。
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限りある時間の中で作品を生み出し続ける上田秀人にはもう一つの顔がある。それは歯科医としての顔。日々訪れる人々の歯を治療する傍ら、執筆活動を続けているのです。

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多くの方は時代小説や歴史小説を読む際、見聞きしたことのあるワードの作品に触れる機会が多いのではないでしょうか。実は、上田秀人の作品は、物語の主人公を歴史上あまり聞くことのない役職にする傾向があるのです。読者が理解しやすいように、役職などを豊富な量の解説で詳しく知ることができますよ。
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物語のキャラクターについて、「町奉行内与力奮闘記」「百万石の留守居役」をはじめとしたシリーズ作品では、頼りそうな一面を持ちながら、実直な性格で仕事をこなす主人公が特徴。妻や交際中の女性も登場することで、作品の雰囲気が和らぎストーリーも楽しめる作品と言えるでしょう。
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「禁裏付雅帳」の内容

上田秀人が書き下ろす「禁裏付雅帳」は、昔の幕府が執り行っていた仕事を学べる作品で、その職業は「禁裏付雅帳」。時は江戸、11代将軍である徳川家斉の時代です。主人公は剣の腕前は優れているが、話し合いが苦手な「東城鷹矢」。
一巻では家斉の父である徳川治済の大御所称号勅許を朝廷に願うも、事が上手く進まない。そんな中、老中である松平定信から鷹矢に「公儀御領巡検使」として京都の朝廷に送り込むこととなる。
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「禁裏付雅帳」の見どころ、新刊情報

禁裏付とはどんな役職なのか、奇襲や戦闘も含めた政治の争いに巻き込まれる鷹矢の働きに注目。禁裏付雅帳は一巻の「政争」にはじまり、「戸惑」「崩落」「策謀」「混乱」「相嵌」と徳間文庫から2018年もシリーズが続いています。この中にある「相嵌」はシリーズ6作目となる新刊で2018年4月6日に発売された作品です。
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「町奉行内与力奮闘記」の内容

この町奉行内与力奮闘記は、町奉行の内与力として働く主人公、「城見享」の物語。生真面目な享は保身や出世欲、怠惰、汚職で汚れた環境でどう道を切り開いていくのか。内与力の職務についての説明とともに語られる奮闘記。
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「町奉行内与力奮闘記」の町奉行、内与力とは?

町奉行といえば、学生の頃は江戸時代の役職として勉強したのではないでしょうか。実は大阪にもあったのです。 町奉行は、行政や司法を取り扱う役職。そして内与力はその町奉行の下で働く役職になります。ちなみに、町奉行を現代の職業にあてはめると、東京都知事や最高裁判官、消防庁長官と非常に責任のある役職でハードな仕事と言えるでしょう。
町奉行内与力奮闘記は「立身の陰」「他人の懐「権益の侵」「連環の罠」「宣戦の烽」、そして2018年3月に発売された新刊の「雌雄の決」とシリーズ継続中!
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51vTEzo1eXL.jpg

「百万石の留守居役」の内容

物語は徳川家四代将軍「家綱」の体調が危ういことから、後任を争う江戸の時代であった。家綱の裏で糸を引いている大老の酒井忠勝は外様の加賀藩主「前田綱紀」を次期将軍に考え、幕府は混乱状態に。そんな中、本作の主人公である藩士「瀬能数馬」は人持ち組頭の「前田直作」を護衛しながら、江戸に向かうことに。加賀藩と江戸幕府を巡る物語に瀬能数馬がどう立ち向かっていくのか。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51JA6oN6NlL.jpg

「百万石の留守居役」の見どころ

歴史上では徳川五代将軍は「綱吉」ですが、この「百万石の留守居役」では、家綱の弟にあたる綱吉を推さず、外様の「前田綱紀」を考えているところ。様々な思惑や抗争の中で次期五代将軍のポストはどのようにして決まるのか。
百万石の留守居役は2018年06月14日には新刊として「騒動」が発売されているシリーズは11巻からなる物語。
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「日雇い浪人生活録」の内容

日雇い浪人生活録の核となるのは、お金や米を絡めた経済問題。徳川八代目将軍の吉宗の亡き後、田沼意次は江戸屈指の両替屋「分銅屋仁左衛門」にある協力を求める。しかし、それを良く思わない者が彼らの前に立ち塞がろうとしているのであった。
主人公の「諌山左馬介」は、仕事を真面目にこなす浪人生活を送っていたが、ふとしたことから両替屋のもとで働くことになる。面倒事には関わりたくないものの、真面目が故に協力してしまう左馬介の運命はどうなるのか。
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「日雇い浪人生活録」の見どころ

現代ではお金が通貨として成り立っているが、過去に遡ると食料をベースにした物々交換がはじまりである。この日雇い浪人生活録の焦点となる「お金」「米」が物語にどう影響するのかがポイント。
日雇い浪人生活録は2018年5月11日発売の新刊「金の邀撃」を含めて5巻あり、シリーズは継続しています。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71BT7PdXdHL.jpg

「御広敷用人」の内容

江戸幕府八代将軍の徳川吉宗と大奥の対立を描いた物語。問題の発端は大奥の好きなだけお金を使い豪遊していた生活。幕政改革を唱える吉宗にとっては改善すべき問題であった。
そこで、大奥を正すべく任務を与えられた人物が今作の主人公である「水城聡四郎」。御広敷用人として活動していく聡四郎はどんな任務をこなすのかに注目が集まる。
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「御広敷用人」について

主人公の水城聡四郎は前作の「勘定吟味役異聞」にも出ており、その半年後の物語となっています。人物関係を深く知りたい場合はそちらを読むのもおすすめします。
この「御広敷用人」は12巻のシリーズ作品で完結となっています。
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「天主信長〈表〉我こそ天下なり」の内容

長篠の戦いなどで天下統一まであと少しだった織田信長。周囲から畏敬の念を抱かれていた信長とはどんな人間であったのか。戦いの果てにある目的とは何であったのか。そんな信長の最後となった本能寺の変まで、竹中半兵衛の視点で描かれた作品になります。
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「天主信長〈表〉我こそ天下なり」に出てくる竹中半兵衛とは?

斎藤家の家臣だった竹中半兵衛が起こした謀反である「稲葉山城乗っ取り事件」は有名な話。他にも有岡城の一件などで、頭の切れる軍師、また武将として活躍した人物。同作品には黒田官兵衛の視点で描かれた「天主信長〈裏〉天を望むなかれ」 もあります。
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孤闘 - 立花宗茂の内容

若い頃から才能に秀でていた宗茂は、名将である高橋紹運の長男であったが、その才能に惚れた立花道雪が娘の誾千代の婿として迎え入れる。
しかし、そこでの生活は順風満帆な暮らしとは言えない状態であった。外に出れば戦が待っており、家に帰っては誾千代との家庭の問題が立ちはだかる。そんな中で生活する立花宗茂のもやもやする部分にスポットをあてたお話。
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孤闘 - 立花宗茂の主役である立花宗茂について

立花宗茂と言えば、島津軍に奪われた岩屋城、宝満城の奪還に、豊臣秀吉の九州平定の功績、島原の乱での活躍などで武将としての評価は非常に高い。

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上田秀人が生み出してきた、禁裏付雅帳や御広敷用人や日雇い浪人生活録、百万石の留守居役、町奉行内与力奮闘記のシリーズ小説をはじめとした作品はいかがでしたでしょうか。
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歴史ものに興味が湧いてきましたか?ストーリー性が特徴の作品もあるので、楽しみながらその時代の歴史を学ぶことができますよ。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://i.pinimg.com/564x/8c/83/51/8c83511a8ca6bfc4f02de06a38d7382e.jpg