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マークXジオは燃費悪い?4WDマークXジオ、エアリアルを徹底解説!

2018.05.26

トヨタの隠れた“迷車”「マークXジオ」をご存知ですか。燃費の悪さなど悪評も多いマークXジオは、排気量2.4Lの240グレードやエアリアルに4WDモデル、3.5Lの350Gなど、多くのモデルをラインナップ。これらのモデルを通して燃費のナゾを解いていきましょう。

  1. マークXジオってどんなクルマ?
  2. マークXジオは燃費悪い? ① 240シリーズを検証
  3. マークXジオは燃費悪い? ② 240シリーズ4WDタイプを検証
  4. マークXジオは燃費悪い? ③ 240Gシリーズを検証
  5. マークXジオは燃費悪い? ④ 240Gシリーズ7人乗りモデルを検証
  6. マークXジオは燃費悪い? ⑤ エアリアルグレードを検証
  7. マークXジオは燃費悪い? ⑥ エアリアルグレード4WDタイプを検証
  8. マークXジオは燃費悪い? ⑦ ファイブスタイルグレードを検証
  9. マークXジオは燃費悪い? ⑧ 350Gグレードを検証
  10. マークXジオは「燃費は悪い」が他はどうなの?
  11. マークXジオは「個性的」なモデル!
引用: http://fsv-image.autoc-one.jp/images/63446/050_o.jpg
トヨタ自動車の高級セダンとして人気の「マークX」の派生モデルとして、2007年に発売されたのが「マークXジオ」です。2005年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカーを基にして開発されたステーションワゴンであるマークXジオは、発売開始当初こそ強調な売上でしたが、その後は販売不振にも見舞われ、2013年に生産・販売が終了しました。
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ちなみに、「ジオ」とは、1台で様々な空間を持たせる意味合いの「Zone In One」の頭文字をとったもの。当初は新しいコンセプトのクルマとして販売していましたが、そのコンセプトはユーザーには分かりにくかったのかもしれません。
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エンジンは排気量2.4Lの直列4気筒DOHCと、3.5LのV型6気筒DOHCの2種類。マークXは後輪駆動(FR)でしたが、このマークXジオは前輪駆動(FF)で、その意味ではマークXの流れを組むクルマとは必ずしも言えないようです。プラットフォームも異なり、ワゴン車という意味では、2007年まで発売されていたマークⅡクリオスの後継車種と考えた方がいいかもしれませんね。
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短い販売期間の間には、様々な改革もなされました。発売開始の翌年=2008年には特別仕様車「ブラックパールリミテッド」を発売したり、6人乗りのグレードGに7人乗りモデルを追加。2009年にはスポーティ感のある「エアリアル」グレードを新設。さらに2010年には5人乗りモデルも登場するなど、様々なマイナーチェンジをくり返して、多くの派生モデルが登場しました。ただし、多くは240グレードをベースにしており、いわばマイナーモデルであった3.5Lエンジンモデルは、あまりテコ入れされていません。
そんなマークXジオをグレード・モデル別に見ていきましょう。燃費とともに、発売時の価格も参考に紹介していきますね。
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240シリーズは、2.4L直4エンジンを搭載した7人乗り5ドアモデルです。新車価格は256万円。燃費は13.2キロ/L(10.15モード)。3列シートは、窮屈さもあり、好みが分かれるところですよね。
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240シリーズには、4WDタイプもあります。新車価格は279万円。こちらの燃費は12.2キロ/L(10.15モード)。やはり燃費は2WDに比べると落ちますね。
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240Gグレードは、6人乗りのモデルです。2.4L直4エンジンを搭載している点は同じですね。新車価格は286万円。燃費は12.8キロ/L(10.15モード)となっています。
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2008年のマイナーチェンジで登場したのが、240Gの7人乗りモデルです。新車価格はこちらも286万円。燃費も変わらず12.8キロ/L(10.15モード)となっています。

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引用: https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/042/482/01.jpg
エアリアルグレードは、2009年から投入されたスポーティモデルです。6人乗りモデルと7人乗りモデルを用意し、新車価格は278万円。これまで同様2.4L直4エンジンを搭載し、燃費は12.8キロ/L(10.15モード)となっています。2011年のマイナーチェンジ後は、燃費も改善され、13.2キロ/L(10.15モード)まで向上しました。
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エアリアルグレードにも4WDタイプがありました。新車価格は291万円。2.4L直4エンジン搭載で、燃費は12.0キロ/L(10.15モード)となっています。
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ファイブスタイルは、その名の通り5人乗りモデルとして、2010年に新設されたグレードです。240グレードをベースとし、3列目のシート部分をラゲッジスペースとしました。FFと4WDの2タイプをラインナップし、新車価格はFFモデルは247万円、4WDモデルは266万円と、発売時点では最廉価モデルとなりました。燃費についても制御の見直しにより、FFモデルが13.2キロ/L(10.15モード)。4WDモデルが12.2キロ/L(10.15モード)まで向上しました。
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最後に紹介するのは、3.5LのV6エンジンを搭載した350Gグレードです。3.5Lエンジン搭載車は、FFのみで、4WDはラインナップされていませんでした。当時の新車価格は333万円。燃費は10.2キロ/L(10.15モード)です。お世辞にも、燃費面でのメリットはあまり感じられませんね。
引用: https://www.carsensor.net/contents/article_images/_2029/toyota-markxzio-concept1.jpg
さて燃費面では苦杯をなめたマークXジオですが、他の面での性能はどうでしょうか。まずは走りの性能を燃費以外の面から探ってみましょう。
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トヨタの2.4L直4エンジンは、静寂性に優れていて、なめらかな動きが特徴的です。コーナリングの安定性など、運転操作性も魅力的です。また、サスペンション性能も良く、乗り心地も高評価です。
引用: http://www.osaka-toyopet.jp/p-plus/img/zio-02.jpg
さらに、排気量の多い3.5L-V6エンジン搭載の350Gグレードでは、加速力が抜群で、先に上げた静寂性などとともに、レベルの高い車種といえます。
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販売の低迷も効いたのか、最後のマイナーチェンジとなった2011年モデルでは、装備内容見直しもあり価格引き下げも行いましたが、生産終了となってしまったマークXジオ。ちなみにトヨタの3列シートモデルはその後、プリウスαのミニバンタイプに受け継がれています。
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販売期間のわりには多くのモデルが投入されたマークXジオは、希少性もあり、中古車市場では一定の人気を保っています。2.4Lエンジンの240グレードや3.5Lエンジンの350Gグレードでは、100万円を超える価格で取引されることもしばしば。また、エアリアルグレードも、高値で売買されるケースが目立ちます。
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このように、当時としては個性的なコンセプトや、燃費問題、販売不振によるモデル乱造などの迷走と、悲運の一途をたどったマークXジオですが、その後のトヨタの隆盛ぶりをみるにつけ、惜しいクルマだったなと感じずにはいられません。3.5Lエンジンを積んだ350Gの走りなどは、快適そのものです。乗る機会があれば、そのマインドを感じ取ってみてはいかがでしょうか。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.carsensor.net/contents/article_images/_9254/TO_MARK-X_ZIO.jpg