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ランボルギーニ・ヴェネーノ特集|脅威のスペック・速度・値段は?

2024.02.22

世界でもトップクラスのスーパーカーブランド、ランボルギーニ。そんなランボルギーニが世に送り出したヴェネーノは生産台数が3台という超貴重なスーパーカーです。ヴェネーノとはどんな車なのでしょう?ここではヴェネーノのスペック・値段・速度や日本の所有者についてご紹介!

  1. ランボルギーニ・ヴェネーノの誕生
  2. ランボルギーニ・ヴェネーノとは!?①エクステリアデザイン
  3. ランボルギーニ・ヴェネーノとは!?②インテリア
  4. ランボルギーニ・ヴェネーノとは!?③エンジンとエンジンスペック
  5. ランボルギーニ・ヴェネーノとは!?④トランスミッション
  6. ランボルギーニ・ヴェネーノとは!?⑤駆動方式
  7. ランボルギーニ・ヴェネーノとは!?⑥最高速度
  8. ランボルギーニ・ヴェネーノとは!?⑦加速性能
  9. ランボルギーニ・ヴェネーノとは!?⑧その値段と所有者とは!?日本人の所有者は!?
  10. 究極のスーパーカー ランボルギーニ・ヴェネーノ!
ランボルギーニ・ヴェネーノが誕生したのは、2013年3月のこと。ヴェネーノは、ランボルギーニ設立50周年を記念して誕生したスーパーカーで、ジュネーブモーターショーで披露されました。生産台数はわずか3台という、世界中でも、超貴重なスーパーカーなのです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81PyndeTswL._SL1500_.jpg
ヴェネーノという名前の意味は、スペイン語で「毒」という意味を持っています。しかし、これは毒薬などの毒を表しているのではなく、1914年に、スペインのアンダルシアにある闘牛場サン・ルーカル・バラメーダで、闘牛士を殺してしまった牛の名前に因んで付けられました。

ランボルギーニ・ヴェネーノ ロードスター

2013年3月のヴェネーノ誕生から遅れること6ヶ月。2013年9月には、ヴェネーノ ロードスターが発表されます。ヴェネーノ ロードスターは、オープンタイプのスーパーカーで、2014年にはヴェネーノよりも多い、9台が生産されました。
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らんぼるぎーに・ヴェネーノのエクステリアデザインは、中央先端が突き出ており、細く長いヘッドライトが非常に攻撃的なデザインになっています。フロントのエアダクト部分とアンダースポイラーはカーボンタイプで、スポーツ性に特化していることも表現しています。
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サイドはドア部分が大きく内側に入り込んでおり、フロントとリヤのオーバーフェンダーが協調され手いることに加えて、リヤフェンダーに大きく開けられたエアダクトが、さらにヴェネーノのスポーツ性を表しています。もちろんドアはランボルギーニ象徴、シザードアになっています。
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リヤの最後部には大型のリヤウィングが設けられていますが、中央部分にボディからのフィンを取り入れることで、高い空力性能と整風能力を発揮します。テールエンドはカーボンタイプの大きなデュヒューザーが採用されており、マフラーはセンター出しタイプになっています。
インテリアの特徴は、素材の多くにカーボンが使用され、操作パネルは、多くのスイッチ類を装備しています。センターコンソールからセンターボックスまでは傾斜が付けられており、運転席というよりも、コックピットといった方が作り込みになっています。
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シーとも特殊な作りになっており、乗り心地を考えられた座面のパットは、3分割化されています。背もたたれ部分もパットが備えられ、シートベルトもレーシーなものになっています。これらすべてが、超スーパーカーであること表現しているといえます。
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補足ですが、インテリアは軽量化も考えられていることからカーボン素材が多用されています。また、シート生地はランボルギーニの特許素材となる、フォージドコンポッジットが採用されています。
エンジンは乗用車としては最大クラスとなる大排気量で、V型12気筒の6.5Lエンジンが搭載されています。このエンジンの大きさだけでもモンスター級ですが、最高出力がなんと750ps!これまでのスポーツカー用エンジンを大きく覆してしまいそうなパワーを発揮するのです。
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さらにトルクは690N・m(70.4kgf・m)ですから、このトルクの太さもモンスター級となっています。もちろんこれは実際の走行時の走行性能にも表れますので、これまでのスポーツカーやスーパーカーを凌駕してしまう運動性能を発揮することになります。
◯ヴェネーノ スペック
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全長×全幅×全高:4785×1993×1115㎜
車両重量:1450kg(ロードスターは1490kg)
エンジン:V型12気筒DOHC24バルブ6.5Lエンジン
最高出力:750ps/8400rpm
最大トルク:70.4kgf・m/5500rpm
ちなみに日本を代表する日産のR35GT-Rニスモは、最高出力600ps/6800rpm、最大トルク60kgf・m/3600~5600rpmとなっています。ヴェネーノのエンジンスペックをこれと比較すると、の本国内でモンスターといわれているR35GT-Rを、大きく上回っていることが分かります。
現在のスポーツカー、スーパーカーはほとんどが電子制御によるスポーツモード付きのオートマチック(セミAT)になってきました。ちなみにスポーツモード付きのオートマチックというのは、2ペダル式(これまでのマニュアルは3ペダル)で、ギア変速を行うトランスミッションをいいます。
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ヴェネーノも例外ではなく、スポーツモード付きオートマチックが搭載されています。また、ヴェネーノの場合7段ISRの搭載により、デュアクラッチと比較すると、シフトタイムが約50%短縮されています。このシフトチェンジは、ステアリング後方にあるパドルシフトで行うことが可能です。
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※ISR:インディペンデント・シフティング・ロッドの略
ヴェネーノは、ミッドシップタイプのスーパーカーですが、駆動方式を4WDとしています。この4WDも含め、多くの最新技術を投入することで、760psを発揮するモンスターをコントロールすることができるのです。(4WDといっても、車高の低さから雪道は無理だと思います…)
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6.5Lエンジンを搭載する大排気量、大パワーの4WDを電子制御の7段ISRでコントロールするわけですから、ヴェネーノがいかに脅威のスペックを持っているかが理解できます。これがもし4WDではなく、ただのミッドシップだったら、車がどこかに飛んで行ってしまいそうです。
750psのエンジンを持つヴェネーノの最高速度は、365km/hとされています。ちなみに日本トップのの国産スポーツカーであるR35GT-Rニスモの最高速度が315km/hで、世界レベルでも上位に入りますが、ヴェネーノはこれをはるかに上回る365km/hと、脅威の記録を叩き出しています。
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最高速度については、これまでのスーパーカーたちとも比較されていますが、ヴェネーノは最高速の世界基準で何位に入るかご存知ですか?情報によって異なる場合もあるようですが、ヴェネーノの最高速度365km/hは、世界基準で13~15位くらいに位置するようです。ということは、まだまだ最高速が早い強者たちがいるようです…。
◯ヴェネーノのライバル?となりそうなスーパーカーと最高速度比較
ランボルギーニ・ヴェネーノ 最高速度:365km/h(355km/hとの記載もあり)
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ランボルギーニ・ウラカン 最高速度:325km/h
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フェラーリ・ラ・フェラーリ 最高速度:354km/h
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日産R35GT-Rニスモ(日本) 最高速度:315km/h
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ヴェネーノは、その加速性能についても、脅威の記録を叩き出しています。0-100km/hのカスくタイムは、なんと2.8秒!2.8秒で時速100km/hに到達してしまいます。但し、ヴェノームロードスターは、ボディ補強により若干重くなっていますので、2.9秒とされています。
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では、こんなモンスター級のスペックを持ち、ヴェネーノとヴェネーノロードスターを合わせても12台しか生産されていないスーパーカーですが、その気になるお値段は330万ユーロで、日本円に換算すると、そのお値段、なんと4億4600万円!車だけではなく、値段もモンスター級です。
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このモンスター級の値段であるにも関わらず、販売を開始すると即完売だったとか…。では、どんな方たちが所有者となったのでしょう?実は3台のヴェネーノは、すべてアメリカにあるようです。所有者はやはり投資家や、実業家のようです。
引用: https://static-mercari-jp-imgtr2.akamaized.net/photos/m12047780395_1.jpg?1510571373
残念ながら、ヴェネーノ、ヴェネーノロードスターとも、日本人の所有者情報は出てきませんでした。まあ、このスペックのモンスターを日本人が所有したとしても、日本の道路で本気で走らせられるようなところは、サーキットくらい…。(日本の一般道で365km/h出したら、スピード違反の日本記録になってしまう!?)
引用: https://static-mercari-jp-imgtr2.akamaized.net/photos/m12047780395_2.jpg?1510571373
補足ですが、どうやら日本人の個人所有者はいないものの、日本のとあるカーディーラーが所有者(所有者ではなく、中間業者の可能性あり)として、海外での販売記録があるとか…。その中古車は走行距離が800kmほどではあったものの、値段は998万ユーロ。日本円にしておよそ12億7000万円!これはスーパーカー市場でも、類を見ない高額な値段であったようです。

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エクステリア、スペック、値段を見てもまさに、究極といえるスーパーカー、ランボルギーニ・ヴェネーノ。この究極のスーパーカーであるヴェネーノが、いつの日か日本にも入ってきて、お目にかかることができたら、それだけでスポーツカーファンや自動車ファンは、喜べることでしょう。でも、一度は所有者になってみたいものです…。
引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/posterstar_2434
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/07/Geneva_MotorShow_2013_-_Lamborghini_Veneno_1.jpg/800px-Geneva_MotorShow_2013_-_Lamborghini_Veneno_1.jpg