// FourM
Ynkzqjjpf7whkhlif0fi

自転車

CATEGORY | 自転車

ロードバイクの乗り方・降り方を解説!初心者が知りたい基本の姿勢。

2024.02.22

ロードバイクはママチャリと同じような乗り方ではいけません。単純な乗り方と降り方であっても、ロードバイクに適した方法で行う必要があります。ここでは、ロードバイクの降り方や、降りるときのブレーキの掛け方、乗る際の姿勢について書いています。

  1. ロードバイク初心者は最初に乗り方と降り方を学ぼう!
  2. ロードバイク初心者が覚えるべき乗り方の基本①ロードバイクへの乗り方
  3. ロードバイク初心者が覚えるべき乗り方の基本②ロードバイクからの降り方
  4. ロードバイク初心者が覚えるべき乗り方の基本③降りる際のブレーキの掛け方
  5. ロードバイク初心者が覚えるべき乗り方の基本④シッティング(座りこぎ)時の姿勢
  6. ロードバイク初心者が覚えるべき乗り方の基本⑤ダンシング(立ち漕ぎ)時の姿勢
  7. ロードバイク初心者が覚えるべき乗り方の基本⑥ビンディングペダルで立ちゴケを防ぐ方法
  8. ロードバイク初心者が覚えるべき乗り方の基本⑦信号待ちの姿勢
  9. ロードバイク初心者が覚えるべき乗り方の基本⑧押して歩くときの姿勢
  10. キレイな姿勢でカッコよく安全にロードバイクを楽しもう!
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81WBtpSGK3L._SL1500_.jpg
ロードバイクは今でこそ「ロードバイク」と呼ばれていますが、昔は「ロードレーサー」という呼び名が一般的でした。その名の通り自転車のレースである「ロードレース」のためのバイクであり、速く走ることだけを考えて作られ、乗られていた自転車と言えます。しかし、時代は移り変わり、ロードレーサーは自転車レース以外にも、サイクリング目的として利用されることが多くなってきました。それに合わせて、呼び名も「ロードバイク」に変わってきています。
なぜ、ロードバイクの名前について紹介したのかと言いますと、ロードバイクは速さを追い求める乗り物であるのと同時に「サイクリングを楽しむ乗り物」でもあるということを再認識して欲しかったからです。そして、サイクリングを楽しむ際に最も重要のが「安全」になります。どれだけスピードが出ても、怪我をしてしまったら楽しい趣味とは言えなくなってしまいますので、安全を最優先に考えなくてはいけません。
ロードバイクの安全を最重要視する場合、優先的に覚えるべき乗り方は「ロードバイクの乗り方・降り方」になってきます。ロードバイクに限らず自転車というものは、走り始めればホイールのジャイロ効果で滅多なことがなければ転ぶことはありません。しかし、走り始める時と止まるためにブレーキを掛けるときは、バランスが取りにくいので、転ぶ危険性が非常に高くなっています。
これからロードバイクを楽しんでいきたいという人は、まず最初に「ロードバイクの乗り方・降り方」を完全にマスターしてから長時間のサイクリングに出発してください。

関連記事

ここからは、ロードバイクに乗るときに気をつけるポイントを紹介していきます。具体的に解説している内容は、「ロードバイクの乗り方」「ロードバイクの降り方」「降りるときのブレーキの掛け方」「シッティングの姿勢」「ダンシングの姿勢」「立ちゴケを防ぐ方法」「信号待ちの姿勢」「押して歩くときの姿勢」といったラインナップになっています。自分に足りていない部分だけでもいいので、気になったところをチェックしてみてください。
また、基本的には足の裏がペダルにくっつく「ビンディングペダル」というものを利用している前提で話をしていきます。ビンディングペダルは、ペダリングの効率を上げてくれますし、足が固定されるのでペダリングの矯正効果もあり、そして下り坂でバランスを取りやすくなるなど、たくさんのメリットがあるロードバイク特有のアイテムなので、まだ導入していないという人はすぐに検索してみてください。
まずは、ロードバイクの乗り方について紹介していきます。最初に注意したいポイントとしては、いきなりサドルに腰掛けるのではなく、まず自転車を跨いだ状態からペダルに足を乗せるという点になります。ロードバイクは、快適に走るためにサドルが高くハンドルが低くなっていますので、いきなりサドルに腰掛けるとバランスを崩しやすいという特徴があります。初心者の人は、多少面倒であっても、しっかりと両足でロードバイクを跨いだ状態からスタートすることを忘れずに実行していきましょう。
両足でロードバイクを跨いだ後は、片足をペダルに乗せて漕ぎ出します。ロードバイク全体が前に進んで、バランスが取りやすくなったら、左足もペダルに乗せて、最後にサドルに腰掛けていきましょう。上の動画では、「右足を先に乗せましょう」と解説されていますが、実際にはどちらの足でも構いません。両足とも試してみて、自分がやりやすい方の足を探してみてください。基本的には、サッカーボールを蹴る利き足を先にペダルに乗せるとバランスが取りやすくなるでしょう。
ロードバイクに乗っていてバランスを崩しやすいタイミングのとして、先ほどの乗るタイミングと同じく「降りるタイミング」も非常にバランスを崩しやすいので注意が必要です。注意点としては、そろそろ止まろうかなという場所が近づいてきたタイミングで、先に片足をビンディングペダルから外しておくことが重要です。ビンディングペダルに慣れている人なら、一瞬でクリート(ビンディングペダルとビンディングシューズを繋ぐパーツの名称)を外せますが、初心者の場合はここに手間取ってしまい、停車位置が前にズレてしまうことが多いです。
止まりたい場所が近づいて来たら、先にクリートを外して、心に余裕を持った状態で降りる姿勢を作っていきましょう。
片足のクリートを外した状態で、ブレーキを掛け始め、徐々にスピードを落としていきましょう。足を着いて止まれそうな速度までブレーキを掛けられたら、クリートを外した片足を地面に着けて姿勢を安定させます。地面に着けた片足側にしっかりと重心を寄せて、バランスが取れたらもう片方の脚のクリートも外して、両足を地面に着けていきましょう。
言葉で読むと、「こんなに面倒なのか」と思われるかもしれませんが、実際にやってみると本当に数秒の出来事です。ただ、この数秒を適当に、なんとなくで実行してしまうとバランスを崩して転倒してしまいます。特に疲れて来たときこそ、基本を忘れずに余裕を持ってロードバイクから降りることを心がけてください。
ロードバイクから降りる際のブレーキングの注意点としては、「急ブレーキを掛けない」ということがあります。急ブレーキを掛けると、一気にスピードが落ちてしまい、バランスを崩して転倒を誘発する要因となってしまいます。
また、複数人でサイクリングに行っている時はもちろんのこと、後ろから来ている後続車両に追突される危険性もあるので、急ブレーキは本当に危険が迫っているとき以外は避けておくのがおすすめです。

関連記事

ロードバイクに乗っている時間のほとんどは、「シッティング」と呼ばれるサドルに座って漕いでいる状態です。このシッティングの姿勢が乱れていると、首や腰などに違和感や痛みを感じることがあるので注意が必要です。基本的には、ペダリングをしているときに頭が左右に揺れないことを意識していきましょう。
一気にスピードを上げたいタイミングや、上り坂で脚がキツくなってきた際にする立ち漕ぎを、ロードバイクではダンシングと呼びます。ダンシングは、とにかく全力で漕げば良いという訳ではなく、体の重心がペダル軸の中心にあることを意識しながら行ってください。
ビンディングペダル初心者がやってしまいがちなのが「立ちゴケ」です。見た目にもカッコ悪いですし、転んだ際に手や肩を怪我してしまう危険性もあります。対策方法を動画でしっかりと勉強しておきましょう。
信号待ちでは、車道の左側に寄って他の車両の邪魔にならない姿勢をとってください。
ロードバイクを降りて押す際には、背筋を真っ直ぐに伸ばして歩くことを意識していきましょう。
自転車がカッコよくても、乗る人の姿勢が悪いと台無しなので、普段から良い姿勢を意識してサイクリングを楽しんでください。