外回りの仕事の人にとって、ビジネスバッグは大切なアイテムです。キャリアを積んでいるそれなりの年齢であれば、革のビジネスバッグを持つ方がメンズコーデが決まります。必ずしもブランドものである必要はありませんが、きちんとケアしながら革のビジネスバッグを使い続けていると、大人の品の良さを演出できます。ビジネスシーンでのメンズコーデに、ぜひ革のビジネスバッグを取り入れてみましょう。

ここからは、ビジネスシーンにおけるメンズコーデを引き立ててくれる、革のビジネスバッグブランドをいくつかご紹介したいと思います。まず、イギリス発祥のブランドである「COCOMEISTER」です。革のビジネスバッグはブライドルレザーという最高級品が使われており、重厚なおしゃれさが漂うと評判です。中でも「ブライドル バンガーブリーフ」の人気が高く、黒や茶色のほか、赤などのカラーバリエーションが用意されています。

革のビジネスバッグを持つなら、イタリアのブランドがよいと考えているなら、「Montecatini」がおすすめです。中でも人気が高いのが「ブリーフケース(MC001)」なのですが、これはイタリアのボルドリーニ社と日本のTRANSICがコラボして生まれた商品です。底鋲があるのでどこでも置けて、収納ポケットが多いのも魅力です。

日本製の革のビジネスバッグを探しているなら、「aniary」がおすすめです。特に人気が高いのが「01-01005ブリーフ」です。素材にはきめ細かいステアをクロームでなめした革を使用しているほか、ハンドルは上質な豊岡正のヴィトン手だけを用いちます。ファスナーの開け閉めにも配慮した細かな設計に、日本の職人魂が垣間見えます。黒や茶色のほか、黄色なども用意されているので、自分らしいメンズコーデにピッタリのものを探してみましょう。

日本製の革のビジネスバッグの中でも、丸みのあるデザインが好きな人には、「HERGOPOCH」がおすすめです。中でも定番品である「06-BF-S（ブリーフケース）」には、脇寝具レザーが使われています。製造会社が原皮選びをはじめ、なめし、仕上げという工程をすべてになっているのも安心です。独特な色むらがあるのも、アンティーク風でよいと好評です。

デザイン性の高い革のビジネスバッグを見つけたいなら、「BOTTEGA VENETA」がよいでしょう。中でもライトカーフレザーを手作業で編み込んだ、「ネロ イントレチャート カーフ ブリーフケース」がピッタリです。手作業とは思えない美しいデザインはもちろん、その軽さに驚く人が多いです。象徴的なントレチャートのハンドルがボッテガ・ヴェネタらしさを伝えているほか、見た目より大容量なところも魅力です。

ここからは、革のビジネスバッグの際に試してほしい、メンズコーデ例をいくつかご紹介していきます。

シンプルな黒の革でできたビジネスバッグなら、どんな色のスーツともコーデしやすいです。黒やグレーのスーツに合わせる時には、ビジネスバッグと同じ黒の革靴を合わせるようにしましょう。

クールビズ期間にノーネクタイで出かける時にも、革のビジネスバッグがあればきちんと感が醸し出されます。夏の間は、黒革のビジネスバッグでは暑苦しい印象を与えることもあるので、濃いグリーンなど、いつもとは違う色をセレクトするのもよさそうです。

黒や紺のスーツを着ることが多いなら、茶色の革のビジネスバッグを合わせて、差し色として使うのもおすすめです。その際には、革靴や名刺入れなどの小物も、さりげなく茶色で統一すると、おしゃれ度がグッと増します。

管理職などキャリアを積んだ男性こそ、革のビジネスバッグを持ち歩くのがおすすめです。シンプルなスーツやビジネスバッグを選ぶ時には、ネクタイをさし色にするとよいでしょう。明るめのネクタイを選ぶことで、親しみやすさを演出するメンズコーデに仕上がります。

今回は、おすすめの本革のブランドバッグのブランドと、ビジネスシーンに会うメンズコーデをご紹介しました。革のビジネスバッグの手入れを面倒に感じる人もいそうですが、きちんとケアすることで、味わいが出てくるという楽しさもあります。お気に入りのブランドを探して、革のビジネスバッグを一つ持ってみてはいかがでしょうか。