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デッサンとは?スケッチとの違いや練習法など基礎知識を解説。

2024.02.22

デッサンとは何か?デッサンとスケッチの違いとは何か?答えられる人は少ないのではないでしょうか。今回はデッサンとは何か?をテーマに、スケッチとの違いを解説します。デッサンに必要なモチーフや人物の模写や描き方、またデッサンの練習法などをチェックしていきましょう。

  1. デッサンやスケッチにおけるモチーフと模写
  2. 【デッサンとは何か】スケッチとの違い①.立体感を出してそのまんまを描く
  3. 【デッサンとは何か】スケッチとの違い②.絵に描かれている情報量
  4. 【デッサンとは何か】スケッチとの違い③.簡素化されているかどうか
  5. 【デッサンとは何か】スケッチとの違い④.基本的に鉛筆で描かれている
  6. デッサンの描き方
  7. デッサンのおすすめ練習法
  8. 【まとめ】デッサン力が高ければスケッチ力もアップする!
引用: https://chigai-allguide.com/wp-content/uploads/sketch.jpg
デッサンにしてもスケッチにしても「絵を描くこと」に違いはありません。絵を描く描き方は様々あり、人物や動物など模写する対象やそのモチーフを決める必要があります。そこで質問です。そもそもモチーフとは何か?模写とは何か?この違いをさらっと説明できる人ってかなり少ないのではないでしょうか。

モチーフとは

引用: http://blog-imgs-43.fc2.com/d/e/e/deepmisaki/20100629073114acd.jpg
モチーフとは音楽にも用いられる言葉ですが、デッサンやスケッチにおけるモチーフとは「動機」であり「着想」です。そもそも「この絵(作品)は何なのか?」という大切な要素と言えるかもしれません。音楽でたとえると、「曲中の、どの部分が『その曲の顔なのか?』」というメロディやサウンド、リズムの最小単位を言います。「太陽をモチーフにした作品」「波をモチーフにした作品」などといった言い方をすることがあります。

模写とは

引用: https://previews.123rf.com/images/natis76/natis761605/natis76160500024/57590031-%E3%81%B2%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%81%E3%80%81%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%80%81%E7%99%BD%E3%81%AE%E8%83%8C%E6%99%AF%E3%81%AB%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AB-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AE%E6%89%8B.jpg
美術でいう模写とは、「完全に完璧にそのまんまを真似て描くこと」を言います。そのまんまを描けばいいんです。が、デッサンと模写には明らかな違いがあります。それは、「そのまんまをコピーする模写」に立体感や臨場感を出すことをデッサン、と言います。
美術において、他者の作品を忠実に再現し、あるいはその作風を写し取ることでその作者の意図を体感・理解するための手段、方法。またその行為によって生み出されたもの。

以上のようにウィキペディアでは解説・説明しています。
引用: https://gimon-sukkiri.jp/wp-content/uploads/2018/05/shutterstock_51329896-e1526873991184.jpg
デッサンとは、モチーフや描く対象物を「そのまんま描く」は描くでも、「立体感」を感じさせるように描くことを言います。影であったり、奥行きを感じさせる描き方をしなければそれはデッサンではありません。模写力が高いからといってデッサン力が高いとは限りません。模写とデッサンとは違いがあるのです。
引用: https://auctions.afimg.jp/item_data/image/20180111/yahoo/m/m234341690.1.jpg
デッサンというものは、描くモチーフや対象物が、あたかもソコに存在しているかのようにリアルに立体感を出しながら描きますが、スケッチは「ラフ」であり、「それがそれだとわかる程度の情報量しか描かれていない」のです。
引用: https://kantan-illust.com/wp-content/uploads/simple-face2.jpg
例えば。人の顔をモチーフに絵を描くとして。デッサンならその陰影や質感などをリアルかつ克明に描く必要がありますが、スケッチは「それが顔に見えるならよし」なのです。丸い円を描いて、目を表す点を2つ、鼻と口を表す点を1つずつ描き込めば、それは立派な顔のスケッチだということです。
引用: https://free-webdesigner.com/fw/wp-content/uploads/2015/05/kikilala3.gif
デッサンはスケッチと比べて情報量が多いですが、対象物に対して盛ることもなく減らすこともなく、そのまんまを立体的に描きますがイラストは簡素化して描かれることが多いでしょう。簡素化されたイラストを「モチーフ」に、その上から油絵などで色を入れながら1つの作品として仕上げるという描き方も存在します。デッサンはデッサンで、デッサンでしかありません。
引用: http://dessinart.up.n.seesaa.net/dessinart/image/dessin34.JPG?d=a1
デッサンをしよう!という時、ほとんどの場合が鉛筆を用います。スケッチをする場合は鉛筆でもマジックでもボールペンでも何でもありです。
人物や動物、植物やその他モチーフに限らず、デッサンの描き方を一言で説明することは不可能ですが、基本的な鉛筆の削り方と持ち方を確認しておきましょう。

鉛筆を正しく削る

引用: https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/takayukimiki/20161025/20161025144756.jpg
デッサンをする時は、濃さの違う数種類の鉛筆を用意する必要があります。そして鉛筆はカッターを使ってできるだけ「黒い部分」を多く出し、先はピンピンに尖らせておくのが一般的です。

鉛筆を正しく持つ

引用: https://art.yozemi.ac.jp/furoku/kihon/pict-e.gif
鉛筆を使って細い線を描く時は立てて、その他の場合は上部写真の真ん中にあるような持ち方をするのが一般的で、かつ正しいと言われています。
引用: https://dessinlaboratory.com/img/tool/pencil_fig16.jpg
デッサンの練習法において、最も有効と言えるもの、それは人物やその他の物などなどを「たくさんデッサンをすること」につきます。

デッサンの上達は数がモノを言う

引用: https://stat.ameba.jp/user_images/20150513/13/hibinosyo/6d/06/j/o0640048013305731717.jpg?caw=800
「ただただ描けばいいってわけじゃない!」という人もいるかもしれませんが、少なくともデッサンを上達させるにはたくさん描く必要があります。デッサン教室に通って基礎を学ぶにしても、ネットや書籍などで独学をするにしても、いずれにしてもデッサンしなければデッサン力は向上しません。
ありのままをリアルに立体的に、陰影を感じさせながら描くデッサン。たくさんデッサンしてデッサン力を高めたら、そのスキルは必ずスケッチ力に直結します。何にしてもデッサンとは美術における基本中の基本。スケッチばかりしているという人も、デッサン力を鍛えてみてはいかがでしょうか。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.designlearn.co.jp/wp-content/uploads/2018/07/drawing_i_02_05.png