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野球のOPSとは?見方や意味を2018年の実際の数字を参考に解説!

2024.02.22

野球の成績を見るときにOPSという数字を見ることが増えてきていますが、ここではそのOPSを2018年の実際の数字を参考にしたりして解説をします!他にもプロ野球のOPSの平均やOPSの歴代最高のランキングなども紹介しますので、OPSのことを知りたいなら必見です!

  1. 野球のOPSの見方や意味を解説!
  2. 野球のOPSはチームが勝利するためにバッターに必要なことを表す数字
  3. 野球のOPSの数字が高いバッターほど試合で得点機会を作るのに長けるとされている
  4. 野球のOPSの数字の導き出し方
  5. 野球のOPSを導き出すための要素の一つの出塁率とは?
  6. 野球のOPSを導き出すための要素の一つの長打率は少しややこしい
  7. OPSの数値に対する評価について
  8. プロ野球のOPSの平均
  9. 2018年のプロ野球のOPSのランキング一位の選手とOPSの数字は?
  10. プロ野球やメジャーリーグの2018年現在のシーズンや通算の歴代最高記録を紹介!
  11. 野球のOPSは走塁能力が加味されない欠点がある
  12. 野球のOPSはスラッガータイプが有利な数字でリードオフマンは不利とされる
  13. 野球のOPSのことを知っていいるとより野球を見るのが面白くなる!
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プロ野球やメジャーリーグの結果や個人成績を新聞やインターネットなどで確認すると、バッターの成績欄のところにOPSという数字が記載されていることがあります。日本のプロ野球の場合はバッターのタイトルには打率や打点や本塁打などがありますがOPSというのはありません。なのでOPSという言葉を見たり聞いたりしたことがあってもいまいちどういう数字なのかわからない人も多くなっています。そのような状況でも2018年現在ではバッターの評価を示す数字として認知がされてきています。ここではOPSの見方や意味を解説しますのでOPSを見るときの参考にしてみてください!
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日本のプロ野球では打率と本塁打と打点の主な3タイトルがあり、その全てを取ることを三冠王と言われていてバッターとしてとても名誉があるタイトルと評価がされています。しかしこれの成績が良いだけで野球の試合に勝てるのかというとそうではありませんし、この評価方法は個人の成績としての側面が強くなっています。野球はチームスポーツなのでこのような個人の成績はチームの強さという意味での要素としては弱くなっています。

野球の試合で勝利するために得点を入れなければいけない

当たり前のことではあるのですが野球の試合で勝利するなら得点を入れる必要があります。なのでバッターはチームの得点に貢献ができるのかで評価がされるべきという考え方が広がるようになりました、野球の試合で得点を入れるためにはランナーとして出塁をする必要がありますし、出塁をしてもホームベースを踏むことができなければ得点にはなりません。なので単打よりも長打や本塁打の方がチームの得点に絡みやすくなっています。

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野球のバッターは得点に貢献できるかで評価がされるべきという考え方は、ビル・ジェームズが得点の多く取ったチームが勝利するというルールになっている野球でバッターのランキングが打率順で表示がされていることに疑問があったことがはじまりです。ビル・ジェームズはディック・クレイマーやピート・パーマーらと共に新しいバッターに評価を決めるための指標としてOPSを考え出しました。OPSは野球の得点との相関関係を示すために向いている指標のことで、OPSの数字が高いバッターほど野球の試合での得点機会を作る能力に長けているとされています。
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OPSの数字は出塁率+長打率=OPSという計算式で導き出すことができます。例として出塁率が.400で長打率が.500のバッターの場合はOPSは.900ということになります。OPSは意味がわかればとても簡単な指標となっています。
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出塁率は言葉通りのバッターが出塁する確率のことで、具体的には打率+四死球で出塁する確率です。ちなみに相手のエラーでの出塁の場合は出塁率には含ませません。なので打率は3割以上のバッターだとしても四死球が少ないバッターの場合はそれほど優秀なバッターとは言われないこともあります。
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長打率は長打を打つ確率のことではありません。少しわかりにくいのですがもしシングルヒットしか打たないバッターがいた場合は長打率は1となります。ツーベースヒットだけの場合は2となり、ホームランだけの場合は長打率は4になります。例として1打席目がシングルヒットで2打席目に凡退をした場合は長打率は0.5になます。1打席目に凡退として2打席目にホームランを打った場合は長打率は2になります。この長打率と出塁率を足して出された数値がOPSです。

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OPSは0.7000から0.7666のバッターは並のバッターとされていて、それよりも下だと平均以下ということになり逆に07667以上だと良いバッターとされています。0.900以上のバッターは素晴らしい選手とされていて実際に0.9000以上の選手をランキングなどで確認をしてみると活躍をしたバッターばかりになっています。
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プロ野球のOPSの平均は0.700くらいになっています。OPSの平均はセ・リーグのOPSの平均よりもパ・リーグのOPSの平均の方が高くなっています。OPSの平均はDH制がある関係により少しだけパ・リーグのOPSの平均の方が高くなります。
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2018年のOPSのランキングは2018年のセ・リーグのランキング一位は丸佳浩の1.096になっていて、2018年のパ・リーグのランキングの一位は柳田悠岐の1.092です。OPSの数字は1を超えると球界を代表するような強打者とされることもありますが、野球は年代によってバッターが有利な年とそうでない年があることやプレー環境も一定ではないことも考慮をする必要があります。
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プロ野球での歴代最高のシーズン記録は1974年の王貞治の1.293です。通算記録の歴代最高の記録も王貞治で1.080です。王貞治はシーズンの歴代最高記録も凄いですが、歴代最高の通算記録の歴代最高の1.080もとても高い数字です。メジャーリーグのOPSのシーズン歴代最高記録は2004年のバリー・ボンズの1.422です。メジャーリーグの通算の歴代最高記録の一位はベーブ・ルースの1.164です。プロ野球でもメジャーリーグでも歴代のOPSを見ることで野球の歴史に名を刻む偉大な選手だということを実感することができます。

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野球ではシングルヒットを打ってランナーが1塁にいる状況になったときに盗塁をすれば実質はツーベースヒットと同様の状況になりますが、OPSを導き出すための出塁率も長打率も盗塁の要素が含まれていないので走塁能力による得点への貢献度は除かれてしまいます。
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OPSは出塁率と長打率の和で求めますが、長打率と出塁率を比較すると長打率の方が大きく広がるので出塁率が低かったとしても長打を多く打つことで出塁率の低さを補うことができます。実際にランキングを見たりすることでわかりますが、ランキングの上位の選手でも出塁率は高いのに長打率が低いことで長打率のランキングと比較をするとOPSのランキングでは急降下をしてしまうこともあります。なのでランキングからもOPSは出塁率よりも長打率の影響が強いことがわかります。
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日本ではOPSはまだ馴染みがない人も多いですがOPSの指標を覚えておくことで、野球の攻撃面での得点を生み出すためのバッターの能力の高さのことを知ることができます。OPSは便利な数字ですが完璧な数字ではないことには注意をしなければいけません。野球では犠打や盗塁などのOPSとは違う項目も加味をする必要がありますが、プロ野球やメジャーリーグなどの野球のバッターの成績の一つとしてOPSを見るとより野球を楽しく見ることができるようになります!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://biz-journal.jp/images/yakyuu0322.jpg