100均で手に入る木材。サイズや種類が意外と多く、小さいサイズならホームセンターでなくてもちゃんとした家具が作れます。ただ、100均のチェーンやショップによってサイズがまちまちなので、まずは各ショップでどんなサイズの木材を取り扱っているか、知ることが大切です。

100均セリアの木材は、長さが45センチで統一されています。たとえばベニヤ合板とMDFの場合、45センチ×30センチ。桐の板材なら、幅が9センチ、12センチ、15センチの3種類があります。

また、焼き目が付いた濃い色合いの木板もラインナップされています。こちらも長さ45センチで、幅は9センチ、12センチ、15センチの3種類がありますよ。

一方、角棒は1.2センチ角で長さが45センチ。丸棒は直径1.4センチで、長さは同じく45センチ。いろいろと使い勝手が良さそうですね。

100均ダイソーの板材は、長さ40センチで揃えてあります。幅は60センチ、90センチ、120センチ、そして150センチの4種類のサイズを用意しています。

一方、MDFは10センチ×10センチのほか、20センチ×30センチ、20センチ×40センチ、30センチ×40センチのサイズをラインナップ。さらに200円になりますが、30センチ×60センチと大型サイズの板材も用意されています。

角材は90センチ長で、9ミリ角から24ミリ角まで、種類も豊富です。また、3ミリ×24ミリといったサイズの板材もあります。丸棒も長さ90センチの種類では、直径は2ミリから120ミリまで幅広いラインナップ。他にも長さ12センチ×直径60ミリといった、缶コーヒーサイズのものもありますよ。

100均キャンドゥの場合、長さ45センチの木板が多く販売されています。幅は9センチ、12センチ、15センチといった種類があります。他に薄型ながら幅30センチの大判タイプの用意されています。また、20センチ×30センチといったサイズも用意されていて、DIYなどで活躍できそうです。

角材は長さが45センチ。15ミリ×25ミリ角と、7ミリ×38ミリ角があります。こちらもDIYでいろいろと使えそうですね。

100均の木材で忘れてはいけないのが、すのこ。板材を何枚も用意するより、すのこなら面を簡単に作ることができます。適度な隙間で、通気性のあるボックスなんていかがでしょうか。

キャスターを付ければ動かしやすく、またニスを塗ればアンティーク感のある雰囲気に仕上がりますよ。

100均の板材を組めば、カッコいいキューブボックスもカンタンにDIYできます。いくつか作って、床に追いいてみたり、壁に固定してみると、部屋の雰囲気ががらりと変わりますよ。

100均の板材を組み合わせれば、キッチン用品を収納できるラックがDIYできます。持ち手には丸棒を使えば、持ちやすくなりますよね。

小さめサイズがそろう100均なら、ドールハウスのようなおもちゃも手軽に作ることができます。細い木材なら、のこぎりでなくカッターで簡単に切れるから、サイズ調整もラクラク。クギでなくボンドで固定できるから、手軽ですよね。

100均の丸棒を使うと、DIYでおしゃれな棚やラック意外にも、ウッドライクなインテリアだって作れますよ。大きさを上手く組み合わせれば、ツリーのような可愛い置物になりますよ。

100均で売られている木材には、積み木のようなキューブタイプのものもあります。同じく100均で売られている数字のスタンプを使えば、ウッディなカレンダーも思いのまま。あなたのアイデアで、いろいろなカレンダーを作ってみてはいかがでしょうか。

コロンと可愛い木材キューブは、棚に置くだけでもちょっとしたインテリアになります。でも、一工夫してみれば、もっと楽しく部屋を彩ることができますよ。たとえば英字新聞を貼ってみるだけでも、雰囲気は変わりますよね。

他にもキューブにペイントをしてリボンを掛けると、かわいいプレゼント風の置物になります。たくさん作れば、おしゃれに部屋を彩ることができますよ。

手軽に入手可能な100均の木材ですが、気を付けたいこともあります。たとえば、サイズの微妙な違い。同じサイズのものを買ったつもりでも、実際は数ミリの誤差があることもあります。角材4本で足を作った場合、がたつきが起こることもあるので、注意が必要です。

また、板材によっては反りが大きいものもあります。使う木の部分によっては、反りやすさに差があるため、気になる人はホームセンターを利用した方がいいかもしれません。

100均で手に入る木材だけでも、これだけのモノを作れること、お解りいただけたでしょうか。板材のほか、角棒や丸棒、キューブタイプなど、いろいろな形状の木材で、あなたのアイデアも形にしてみませんか。