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大岡昇平の代表作品おすすめ!野火、俘虜記、事件など戦争もの多数!

2024.02.22

今回は大岡昇平の代表作品のおすすめ特集です。戦争の戦記やベストセラーミステリーなど幅広いジャンルを手がける大岡昇平のおすすめ代表作品である野火、俘虜記、事件、レイテ戦記について取り上げます。これを参考に大岡昇平を読んでみてはいかがでしょうか。

  1. 大岡昇平の代表作品おすすめ!野火、俘虜記、事件など戦争もの多数!
  2. 野火?俘虜記?事件?レイテ戦記?戦争?大岡昇平の代表作品おすすめ①:『俘虜記』、1967年(新潮社)
  3. 野火?俘虜記?事件?レイテ戦記?戦争?大岡昇平の代表作品おすすめ②:『レイテ戦記』
  4. 野火?俘虜記?事件?レイテ戦記?戦争?大岡昇平の代表作品おすすめ③:『野火』、1954年(新潮社)
  5. 野火?俘虜記?事件?レイテ戦記?戦争?大岡昇平の代表作品おすすめ④:『事件』、1977年(新潮社)
  6. 大岡昇平の代表作品おすすめ! まとめ
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日本を代表する戦記を手がける小説家。『レイテ戦記』や『俘虜記』のような大作はあまりにも有名です。また戦争小説や戦記だけでなくミステリー、つまり推理小説にも才があり代表作である『事件』は戦後を代表するベストセラーでありながら、1978年には日本推理作家協会賞を受賞しています。まるで野球選手でいうところの二刀流で、文學界を席巻してきた大岡昇平の作品をぜひお楽しみください。
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日本を代表する戦記作家である大岡昇平。その大岡昇平のおすすめ作品1冊目は『俘虜記』です。読み方は俘虜記(ふりょき)と読みます。大岡昇平の作品のなかでも非常に有名であり、大岡昇平自身初となる文学系作品賞受賞作である今作。小林秀雄からの勧めあって作り上げられた今作は大岡昇平のはじめの1冊としてもおすすめです。
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2冊目は『レイテ戦記』です。大岡昇平といえば『レイテ戦記』という人もいるくらい日本を代表する戦記のひとつ。大岡昇平による戦記文学作品。太平洋戦争中“天王山”と呼ばれ、日本軍における犠牲者を8万4千人出した(対して米軍の死傷者は1万5千人)レイテ島における死闘を描いた作品です。非常に多くの資料やインタビューを元にした完成度の高い作品で戦記らしく話が長いですが、人生で1度は読んでおきたい1冊。「戦記ならどれがおすすめ?」と聞かれたら間違いなく『レイテ戦記』をおすすめするくらいですのでぜひ読んでみてください。
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3冊目は『野火』。こちらは1952年に読売文学賞を受賞しており大岡昇平2つめの文学系作品賞受賞作です。戦記とは少し違うもののこの作品も戦争をテーマにしています。ちなみに今作品名である「野火」とは「春の初めに野原の枯れ草を焼く火」のことだそう。1959、2015年の2回に渡って映画化もされており、そちらを鑑賞して人もいるのではないでしょうか?映画版を観たことがある方もぜひ原作を読んでみてください。
敗北が決定的となったフィリッピン戦線で結核に冒され、わずか数本の芋を渡されて本隊を追放された田村一等兵。野火の燃えひろがる原野を彷徨う田村は、極度の飢えに襲われ、自分の血を吸った蛭まで食べたあげく、友軍の屍体に目を向ける……。

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最後4冊目は『事件』。1961年から1962年まで朝日新聞にて『若草物語』という題で連載されていたこの作品。こちらは推理小説で加筆修正を改題した『事件』は戦後を代表するベストセラーであり、1978年に日本推理作家協会賞を受賞しています。ミステリー好きの方はチェックしておきたい作品です。
昭和36年7月、神奈川県の小さな町で、飲み屋を営む坂井ハツ子の死体が見つかった。妹ヨシ子との結婚に強硬に反対されていた19歳の少年が、殺人・死体遺棄の容疑で逮捕される。はじめは単純な事件だと思われたが…

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大岡昇平作品いかがだったでしょうか?戦争や戦記小説が人気ですが、仏文学など各方面に様々な知識をもっている大岡昇平の各作品は非常に完成度が高いです。どれかひとつといったらジャンル関係なしなら『レイテ戦記』、ミステリー好きなら『事件』でしょうか?特定するほどの指定はしませんので、どれか気になったものから、ぜひ1冊読んでみてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://forest-god.com/wp-content/uploads/2017/04/88cf17931f7e1ea30e40d5bd89a9b323.jpg