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フロントスタビライザーの効果は?外す・リンク交換についても解説!

2024.02.22

コーナーリング時、車体の傾きを少なくしてより快適な足回りを求めるなら、フロントスタビライザーを検討されてはいかがでしょうか。ここではフロントスタビライザーの効果や特徴、リンクなどのの交換・外す方法、またフロントスタビライザー付きの軽自動車までご紹介します!

  1. そもそもフロントスタビライザーとは・・・??
  2. フロントスタビライザーのデメリットとは?
  3. フロントスタビライザーを交換するタイミング
  4. フロントスタビライザーを外す時の工具
  5. フロントスタビライザーの外し方①.ジャッキアップする
  6. フロントスタビライザーの外し方②.スタビリンクの下ナットは内側にある
  7. フロントスタビライザーの外し方③.新しいスタビリンクを仮で取り付ける
  8. フロントスタビライザー交換の注意点
  9. フロントスタビライザーが付いている軽自動車は?
  10. フロントスタビライザーの効果は?外す・リンク交換についても解説!のまとめ
引用: http://www.pitoff.jp/wp-content/uploads/2015/01/img_sway_bar01_l.png
スタビライザーは略して「スタビ」と呼ばれたり、別名「アンチロールバー」と呼ばれたりしています。スタビライザーは走りにどのような効果をもたらすのかを見ていきましょう。

スタビライザーはロールを抑える効果がある。

引用: https://shop.r10s.jp/chargespeed/cabinet/imgrc0065454564.jpg
ロールとは車の傾きのこと。コーナーリング時にロールを抑え、車体を平行に保つことができるので、安定した走りを実現させることができます。

例えば左に曲がる時・・・

引用: https://photo1.ganref.jp/photo/0/760232c7778397e1a83730eb980d450d/thumb5.jpg
左に曲がる時、当然ハンドルは左に切ります。その時、重力が右に働くので車は右に傾きます。この傾きを「ロール」と言いますが、車が右にロールする、ということは、右のスプリングは縮みます。逆に、左のスプリングは伸びた状態となっています。そんな時、フロントスタビライザーは左のスプリングを右のスプリングと同じように縮めさせる働きをします。このように車体を平行に保ち、走りを安定させるという効果があるのです。

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より快適なコーナーリングを実現してくれるフロントスタビライザー。車のカスタムパーツとしても人気がありますが、フロントスタビライザーを取り付けることでどのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。

フロントスタビライザーは常に働いている

引用: https://blog-imgs-91.fc2.com/t/u/r/turtletokorozawa/049.jpg
コーナーリング時に車体を安定させる効果のあるフロントスタビライザーは、フラットな路面を直進走行する時は何も効果を発揮しません。しかし、「フラットな路面を直進走行してばかり」なんてことはありません。少なならず段差はあるものです。ということは、「スタビライザーは常に効果を発揮している」ということなのです。

フロントスタビライザーが原因で、より傾いてしまう場合がある。

引用: http://qa.jaf.or.jp/uploads/questions/img/careful13.jpg
例えば、直進走行時に片輪が段差に乗った時、スプリングが縮みます。するとフロントスタビライザーが働いてもう片方のスプリングも縮みます。ということは、より一層車体が傾いてしまう、ということになります。安定したコーナーリングには効果的なスタビライザーも、直進時の段差には弱いのです。この効果が気になる時はスタビライザーを外すことを検討されるのもいいですが、先にスプリングを見直すことをおすすめします。
引用: http://markehack.jp/wp-content/uploads/img/mh/6146/001.png
スタビライザーに限らず、自動車パーツのほとんどは消耗品なので、交換時期というものがやってきます。また、現状の走り心地に満足できない時にスタビライザーを交換する、というのも選択肢としてあるでしょう。ここではスタビライザーの主な交換タイミングを確認しましょう。

交換タイミング①.サスペンション・スプリングを交換した時

引用: http://dd-daikoh.co.jp/wordpress/wp-content/themes/Daikoh/image/Recruit/Mechanic.jpg
サスペンションやスプリングを交換した時は、その強度に合わせたスタビライザーに交換して、より効果的にスタビライザーを働かせるようにしましょう。

交換タイミング②.高速道路をよく走るという方

引用: http://trendstyle96.net/wp-content/uploads/2013/10/%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%81%93%E8%B7%AF-%E4%BA%8B%E6%95%85-%E5%AF%BE%E5%BF%9C.jpg
スタビライザーは車体を安定させられるので、高速走行時の車線変更にもグッと安定感を発揮してくれるでしょう。より安定感を求める時はスタビライザーの交換を検討してください。

交換タイミング③.車体が揺れすぎる時

引用: https://drivefactory.info/wp-content/uploads/2016/11/pexels-photo-46277-e1478068324773.jpg
車体の揺れはサスペンション・スプリングとスタビライザーで調節することができるので、揺れが気になる時は交換を検討しましょう。
引用: https://www.rakusyo.jp/wp-content/uploads/2016/06/kikou_top.jpg
フロントスタビライザーを外す時には最低2種類の工具が必要です。どのような工具が必要なのかを確認しておきましょう。

工具①.ジャッキアップ工具一式

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/719YqhRHEHL._SL1500_.jpg
フロントスタビライザーを外す時は、車体を上に上げなければならない、つまりジャッキアップさせなければなりません。ジャッキには様々な種類がありますが、おすすめはダブルピストン仕様の大型タイプです。安全かつ楽に車体を上げることができるので、初心者の方にもおすすめできます。

工具②.レンチ

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引用: http://www.worldcycle.co.jp/item/6266.html
フロントスタビライザーを外す時はメガネレンチやラチェットレンチを用意しましょう。スタビライザーのメーカーや車種によってナットやリングのサイズが違うので、レンチは一式で準備できるといいですね。幅広い価格帯で様々なメーカーのレンチがリリースされていますが、やはり少し高額でも「確かなブランド」のものを選ぶようにしたいですね。工具のクオリティは安全運転に直結するので、予算の許す限りしっかりしたモノを購入しましょう。
引用: https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/parts/000/002/619/811/2619811/p1.jpg?ct=7a872933ef4f
スタビライザーを外すには、タイヤを外す必要があります。車体に記されているジャッキアップポイントを確認したら、前輪をジャッキアップしてタイヤを外しましょう。タイヤを外したら安全のために車体の下に入れておきます。万が一、車が落ちてくることもないとは言い切れませんからね。
引用: http://toumei-k.jp/parts/wp-content/uploads/2016/08/IMG_4673.jpg
スタビリンク下部分のナットは内側にあるので、レンチで回して作業しましょう。
引用: http://livedoor.blogimg.jp/ie_staff_blog/imgs/2/3/23966cde.jpg
スタビライザーリンクを新しいリンクに取り替える時は、完全に固定せず、仮で取り付けましょう。左右のリンクを交換して、ロッドに力が加わらないようにして、ナットを締め付けるのがポイントです。

ローダウン時はスタビリンクの調整を

引用: https://www.cusco.co.jp/catalog/img/suspension/rear_02.jpg
車体をローダウンする時はスタビリンクの交換は必須。スタビライザーの角度を平行に調整することが大切です。
引用: http://www.teramoto.biz/img/custom/item7.jpg
スタビリンクが正しく固定されていない場合、異音がするなどの不具合が生じ、乗り心地に違和感を抱くはず。車の寿命を短くしてしまうことにもつながります。正しく固定し、ロッドの長さを調節しましょう。
軽自動車にスタビライザーはいらない!って思っていませんか?軽自動車にもスタイビライザーが標準装備されているモデルがあるのです。

フロントスタビライザー付き軽自動車①.スズキ / ハスラー

引用: http://sp-suzukicar.jp/car/hustler/detail/img/G_A7M.jpg
人気のSUV軽自動車であるスズキのハスラーにはフロントスタビライザーが全車種装備されています。ハスラーは大径タイヤが採用されているので、スズキのワゴンRよりも車高が高く、コーナーリング時のロール量も大きくなります。それをケアするためにフロントスタビライザーが装備されたのでしょう。
引用: https://img.goo-net.com/goo/magazine/contents/104739/thml-00000104739.jpg
しかし、スタビライザーが原因で悪路での走行はふわふわ柔らかくなりすぎて走りを楽しめない方がいるかもしれません。

フロントスタビライザー付き軽自動車①.ダイハツ / ムーブ

引用: https://i0.wp.com/car-japan.info/wp-content/uploads/2017/08/move_170801039.jpg?ssl=1
ハスラーと同じく人気の軽自動車がダイハツのムーブ。ムーブにスタビライザーを装備したのはスポーティーな演出のためでしょうか。ムーブに装備されたスタビライザーに対する高評価はあまり聞こえてきません。軽自動車で、スタビライザーのポテンシャルを発揮できるほどのコーナーリングをみせるドライバーは極めて少ないのではないでしょうか。

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フロントスタビライザーについて見てきましたが、いかがだったでしょうか。スムーズに安定したコーナーリングが可能だというメリットもありますが、段差のある直進道路では逆に安定性を損ねてしまうというデメリットもあるフロントスタビライザー。走る用途によって、自ら取り外しができるようになれば、よりカーライフを満喫できるのではないでしょうか。ぜひこの記事を参考に、フロントスタビライザーをモノにしてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/695/122/89.jpg