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石川達三 おすすめ代表作|僕たちの失敗/人間の壁/蒼氓/金環蝕など!

2018.06.14

第1回芥川賞を受賞した「石川達三」は社会派作家として多くの人気作を世に残した。石川達三おすすめの代表作は【蒼氓/結婚の生態/生きている兵隊/四十八歳の抵抗/人間の壁/僕たちの失敗/金環蝕/青春の蹉跌】などたくさんあります。石川達三おすすめの代表作をご紹介。

目次

  1. 初代芥川賞受賞の作家「石川達三」
  2. 【おすすめ】初代芥川賞作家・石川達三の代表作紹介①:「蒼氓(そうぼう)」<第1回芥川賞受賞作品>
  3. 【おすすめ】初代芥川賞作家・石川達三の代表作紹介②:「結婚の生態」<当時の大ベストセラー>
  4. 【おすすめ】初代芥川賞作家・石川達三の代表作紹介③:「生きている兵隊」<発売禁止になった衝撃作>
  5. 【おすすめ】初代芥川賞作家・石川達三の代表作紹介④:「四十八歳の抵抗 」<中年男性の姿を描く風俗小説>
  6. 【おすすめ】初代芥川賞作家・石川達三の代表作紹介⑤:「人間の壁」<女性教育者のバイブル>
  7. 【おすすめ】初代芥川賞作家・石川達三の代表作紹介⑥:「僕たちの失敗」<若者におすすめ>
  8. 【おすすめ】初代芥川賞作家・石川達三の代表作紹介⑦:「稚くて愛を知らず」<結婚の本質を突く>
  9. 【おすすめ】初代芥川賞作家・石川達三の代表作紹介⑧:「金環蝕(きんかんしょく)」<渾身の社会派小説>
  10. 【おすすめ】初代芥川賞作家・石川達三の代表作紹介⑨:「青春の蹉跌(せいしゅんのさてつ)」<青春の陰を照らす社会派小説>
  11. 【石川達三 おすすめ代表作|僕たちの失敗/人間の壁/蒼氓/金環蝕/結婚の生態など!】まとめ

1905年7月2日、秋田県出身の「石川達三」は昭和を代表する作家です。30歳の時に第1回芥川賞を受賞し、社会派作家として【僕たちの失敗/人間の壁/蒼氓/金環蝕/結婚の生態】など多くの代表作を残した。その傍ら、通算22年45回にわたって芥川賞選考委員を歴任した。芥川賞を受賞した「蒼氓(そうぼう)」から年代順に石川達三の代表作を振り返る。

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かなり昔の作品であるということで、手を出しにくいと思われがちかもしれませんが、そんなことはありません。普通に読めて普通に面白い小説です。

太宰治らの作品を抑え、第1回芥川賞を受賞した「蒼氓(そうぼう)」は石川達三の原点にして名作です。1930年、自身が実際にブラジルに渡り、そこで体験した農園での体験が話の元になっています。石川達三を語る上では外すことのできない「蒼氓(そうぼう)」は1937年熊谷久虎監督により映画化もされた。

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1938年に初版が刊行された「結婚の生態」は当時の大ベストセラーとなりました。蒼氓(そうぼう)に引き続き「結婚の生態」の大ヒットで石川達三は名実ともに人気作家の仲間入りを果たしました。1941年には映画化され、昭和の名女優「原節子」が出演したことでも注目された。2018年現在「結婚の生態」は絶版になってしまっているのが残念。

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戦時中に書かれた芥川賞作家によるルポ文学。殺戮の描写だけでなく、従軍する兵の心情の細やかな変化が書かれていて、人間味を感じた。

1945年に出版された「生きている兵隊」。実際は1938年頃には完成していたにもかかわらず、この著書がなぜ7年間も日の目を浴びなかったのか?1937年日本軍が南京を陥落した直後に石川達三は中央公論社特派員として現地入りし、南京の現状を己の目で見た惨状と当事者への取材などを元に書き記されたルポタージュ的な側面を持った小説になっています。その衝撃的な内容は「反軍的内容をもった時局柄不穏当な作品」として、石川達三、編集者、発行者の3名は起訴され、発売禁止処分となってしまったのです。終戦を迎え、不当な規制が無くなったことで1945年の12月にようやく石川達三の代表作「生きている兵隊」は日の目を見ました。「結婚の生態」と同時期に書かれたとは思えないほど、重いメッセージが込められた作品。

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