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ハイエース200系5型マイナーチェンジによる違いは?新型の変更点解説!

2024.02.22

現在販売中のハイエースはフルモデルチェンジとマイナーチェンジを繰り返して、「200系」の「5型」と呼ばれています。このハイエース200系5型は、マイナーチェンジでどんな変更があったのでしょうか。旧型と新型の違いを、装備や価格、燃費の面から比較していきますよ。

  1. ハイエースの「200系5型」って?
  2. ハイエースは「200系5型」へマイナーチェンジ! ① 安全装備に違いが
  3. ハイエースは「200系5型」へマイナーチェンジ! ② ディーゼルエンジンに違いが
  4. ハイエースは「200系5型」へマイナーチェンジ! ⑤ 燃費にも違いが
  5. ハイエースは「200系5型」へマイナーチェンジ! ③ オートマチック車仕様に違いが
  6. ハイエースは「200系5型」へマイナーチェンジ! ④ 盗難防止システムにも違いが
  7. ハイエースは「200系5型」へマイナーチェンジ! ⑥ ほかにもこんな違いが
  8. ハイエースは「200系5型」へマイナーチェンジ! ⑦ 価格にも違いが
  9. ハイエースは「200系5型」へマイナーチェンジ! 〔番外編〕 次のフルモデルチェンジは?
  10. ハイエースはどこへ向かっていくのか
引用: http://fsv2.autoc-one.jp/images/article/201711/21110804493_o.jpg
ハイエースは、1967年から販売されている、トヨタ自動車のキャブオーバータイプの乗用車です。モデルチェンジを繰り返し、現在販売されているのが、2004年から製造販売されている「200系」です。そして、50周年となった2017年にマイナーチェンジされた新型モデルが「5型」と呼ばれています。
引用: https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_017/image/safety/tssp/carlineup_hiacevan_safety_tssp_3_01_pc.png
トヨタが展開する衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を標準装備しています。
“Toyota Safety Sense P”は、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により、クルマだけではなく、歩行者の認識も可能になり、事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。「ミリ波レーダー」は検知できる距離が長いのが特徴で、速度域の高い状況にも対応します。一方、「単眼カメラ」は物体の形や大きさが識別でき、クルマや白線、対向車のランプだけでなく歩行者も認識できます。この特性の異なる2種類のセンサーが、卓越した認識能力と信頼性の高いシステムを可能にしています。

引用: https://www.do-blog.jp/needsbox/photo/20171122-2068.png
レーダーやカメラにより、事故を未然に防ぐことが可能になっていますね。さらに、車線をはみ出していることを知らせてくれる「車線はみ出しアラート」や、夜間のライディングを制御してくれる「自動ハイビーム」などの機能も搭載しています。
引用: https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_017/image/performance/engine/carlineup_hiacevan_performance_engine_3_03_pc.png
ディーゼルエンジンは、新エンジン「1GD−FTV」に変更されました。排気量こそ3.0Lから2.8Lとなったものの、クリーンな環境性能と燃費性能の向上により、「平成21年排出ガス基準10%低減レベル(低排出ガス車)」の認定は全車種へ拡大されました。
基本骨格から全てを見直した最新設計のディーゼルエンジンで、TSWINを採り入れた次世代高断熱ディーゼル燃焼の採用などにより世界トップレベルの最大熱効率44%を達成。これにより、優れた燃費性能、低排出ガス、ディーゼルらしい力強い走りを実現しました。

引用: http://fsv-image.autoc-one.jp/images/1853956/030_o.jpg
クリーンなディーゼルエンジンは、燃料費の節約にも貢献してくれる、地球だけでなくおサイフにもやさしいエンジンですね。
引用: https://clicccar.com/wp-content/uploads/a31b474819864494d097958285ec60ca.jpg
エンジンが変更されたことで、燃費にも変化がありました。では、どのくらい違いがあるのでしょうか。(以降の燃費はJC08モードでのカタログ値)
引用: https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_017/image/grade/grade2/carlineup_hiacevan_grade_grade2_3_01_pc.png
ハイエースバンを例にすると、「DXグレード(3/6/9人乗り) 」のディーゼル車FR駆動では、旧型(4型)の燃費11.4mk/Lから新型(5型)は13.0km/Lに、同じディーゼル車の4WDモデルでは、旧型(4型)で11.0km/Lの燃費だったのに対し、新型(5型)では燃費が12.2km/Lまで向上しました。また、ガソリン車(FR駆動)モデルでも、旧型(4型)が9.2km/Lだった燃費は、新型(5型)で10.4km/Lにまで向上しました。
引用: https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_017/image/performance/performance/carlineup_hiacevan_performance_performance_3_02_pc.png
ディーゼル車のオートマチックシステムについて新型ハイエースは、ガソリン車ではすでに搭載されていた「6速(シーケンシャルシフトマチック付)」に多段化し、操作性も向上しています。

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引用: https://i.ytimg.com/vi/Z71qysUhggs/maxresdefault.jpg
専用キー以外ではエンジン始動ができない「エンジンイモビライザーシステム」による盗難防止仕様のオートアラームを、新型ハイエースでは全車種に展開しています。
引用: https://www.flexdream.jp/files/uploads/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B9200%E7%B3%BB5%E5%9E%8B%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8F4%E5%9E%8B%E4%B8%80%E9%83%A8%E6%94%B9%E8%89%AF.jpg
新型ハイエースのデザインには、大きな変更はありません。でも、よーく見ると、細かな違いがチラホラ。

4型(旧型)

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5型(新型)

引用: https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_017/image/grade/grade1/carlineup_hiacevan_grade_grade1_3_01_pc.png
フロントグリルに搭載された衝突回避システムの「ミリ波レーダー」により、少しくぼみが見られるようになったのが、新型と旧型のデザインの微妙な違い。遠目には気になりませんが、クルマの顔に当たる部分だけに、近くで見ると少しがっかり、という人もいるようです。

ミリ波レーダー

引用: https://www.do-blog.jp/tranpo/photo/20180131-8527.JPG
でも、このくらいの変更なら、そこまで気にする必要はないかもしれませんね。
引用: http://pic2.homemate-research.com/pubuser1/pubuser_facility_img/4/3/0/00000000000000219034/0000019027/00000000000000219034_0000019027_4.jpg
マイナーチェンジによっていろいろな機能が搭載された結果、価格設定にも大きな変更がありました。

4ナンバー車モデルの場合

引用: https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_017/image/grade/grade1/carlineup_hiacevan_grade_grade1_3_01_pc.png
例えばハイエースバンの「スーパーGL」グレード・標準ボディの場合、2WDガソリン車モデルは、旧型の2,856,109円から2,974,320円へ。新型への変更で12万円近く値上がりしました。
引用: https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_017/image/grade/grade1/carlineup_hiacevan_grade_grade1_3_05_pc.png
同様に2WDディーゼル車モデルは、旧型で3,380,914円だった価格が3,562,920円に、4WDディーゼル車モデルは旧型で3,685,371円から3,867,480円へ価格改定されました。いずれも18万円ほどの価格上昇です。

1ナンバー車モデルの場合

引用: https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_017/image/grade/grade1/carlineup_hiacevan_grade_grade1_3_07_pc.png
引用: https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_017/image/grade/grade1/carlineup_hiacevan_grade_grade1_3_11_pc.png
もう一つ、同じ「スーパーGL」グレードのワイドボディでは、2WDガソリン車モデルが3,117,273円から3,234,600円へ、4WDガソリン車モデルも3,411,818円から3,529,440円へと、12万円ほどの価格上昇でした。
一方で、2WDディーゼル車モデルでは、旧型で3,521,828円の価格は18万円ほど上がって、新型では3,704,400円に価格変更されています。
引用: http://newautocar.info/wp-content/uploads/carlineup_hiacevan_top_2_24_pc.png
現行「200系」は、発売から10年以上経過しており、そろそろフルモデルチェンジするのでは?といったウワサも多いようです。新モデル「300系(仮)」の登場は、2019年とも言われています。どんな違いを持った、どんなハイエースになるのでしょうか。こちらも楽しみですね。
引用: https://www.g-toyopet.jp/hiacefair/_/img/hiace/hiace_cover1.jpg
初代の発売から50年経っても、なお人気が衰えないロングセラーモデル、それが、トヨタ自動車のハイエースです。時代に合わせたモデルチェンジで、長きにわたってユーザーの支持を得てきました。次はどんな変化を、進化を見せてくれるのか、私たちも注目していきましょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://fsv2.autoc-one.jp/images/article/201711/21110804493_o.jpg