ヘアスタイルの中でも人気が高いスタイルで、清潔感があって好感度が高くおしゃれな雰囲気も出せるなどメリットが多いスタイルです。しかし、なかなか美容院や床屋などで散髪してもらったのに似合わず失敗してしまう方も多くいます。そこで今回は何ミリするかによってヘアスタイルが変わるので、おすすめヘアスタイルと失敗しない美容院や床屋さんでの伝え方などをご紹介します。

ツーブロックはサイドを刈り上げている部分とそうではない部分の2種類の髪型に分けた事を言います。サイドの刈り上げを何ミリにしてトップの長さをどうするかによって、ショート×ツーブロックなど様々なバリエーションが豊富にあるので、自分にあった好印象のヘアスタイルができる髪形です。

ポイントとして重要なのが「前髪の長さ」です。前髪の長さによって印象や雰囲気が違うので、どのスタイルにするかイメージをして「目にかかる程度」や「まゆげが隠れる程度」さらに「前髪をあげておでこをどこまで見せるか」と言った長さと、目と眉毛を基準にして重めスタイルなのか、軽めなスタイルなのかを伝え散髪してもらうことが大事です。

トップの髪が耳が少し隠れるくらいがいいのか、ツーブロックが隠れるように長くするのか、全部出したいのかなどどのタイプにしするかを伝えると良いです。また、美容師さんによってはアドバイスもくれます。

襟足の長さは、スッキリとした見た目の「刈り上げ」やツーブロックを少し隠したいのであれば、「耳周りと同じ高さ」など伝えると良いです。襟足の長さを何ミリや何センチにと言った具体的な長さを指定すると、美容師さんが仕上がりのイメージがしにくくなるので失敗する可能性があります。床屋や美容院で切ってもらう時は、イメージを伝えるだけで全体のバランスを考えてくれるので安心できます。

耳付近の長さとほぼ一緒で、トップのスタイルをふわっとしたボリュームを出すのか、ツンツンと立てるのかなどイメージを伝えるだけで、バランスよく散髪してくれます。美容師さんが最もイメージできなくなるのが、「スライドカットしてください」など専門用語を使って伝えるとバランスが取れなくなるので注意する事をおすすめします。

初めてツーブロックにする方は特に美容師さんに相談することが重要なポイントとなります。芸能人やカットモデルの雑誌などを見せると美容師さんもイメージしやすくなります。しかし、髪の硬さや頭の形など人それぞれなので、その通りには行かない場合もあります。そんな時は美容師さんも散髪する前に提案などもしてくれるので、相談することをおすすめします。

床屋や美容院に行くからと言って、寝起きなどの状態で手抜きをしたスタイルで行ったり、逆に気合を入れてワックスなどでガチガチに固めて行くのはNGです。美容師さんは、「普段どんなヘアスタイルでいたのか」や「どんな服装をするのか」などトータルで見てイメージし提案などをしてくれるので、普段通りの髪形や服装で行くのが一番良いです。

普段の服装が理想ですが、パーカーなどのフードがある服装や首元まであるネックタイプの服装などはシャンプーする時や散髪している時など邪魔になってしまいます。美容師さんが散髪などうまくカットできない場合もあって失敗する場合もあります。なるべく相手の事を考えた服装を着ていくと良いです。

美容師さんは散髪のプロである前に「人間」です。そこで、横柄な態度やお金を出しているのだから当たり前などの態度はとってませんか？礼儀正しくしていると丁寧にアドバイスをしてくれたり、クオリティーが上がったりと良いことが多いので、失礼のないようにする事をおすすめします。

床屋や美容院に何回か通ってみたけど、しっくりこなかったりなどした時は美容師さんを変えるという方法もあります。お店にもよりますが、美容師さんが多くいるお店ではスタイリストのランク（オーナー・トップスタイリスト・アシスタントなど）に分かれている場合があります。ランクが上がると料金は高くなるケースもありますが、思い通りのヘアスタイルにならない場合は、違う人を指名してみるのもありです。

こだわりのある美容院や床屋でなければ、お店を変えると言う事も手段の一つです。お店によってヘアスタイルの得意・不得意があります。また、美容師さんも考え方なども違うので、人気のある店が自分に適していない場合もあります。美容師さんと同様に自分に適しているお店を探すのも一つの手段です。

2mmから4mmは、地肌がかろうじて見えない程度の刈り上げの長さとなります。サイドをもみあげの所まで刈り上げるかにもよりますが、ベリーショートやビジネスマンタイプのツーブロックに最適な長さです。自然な仕上がりにすることで、スッキリとしたイメージになります。床屋や美容院などでしてもらう場合は、髪の質にもよって異なるので、スタイルを伝えると良いです。

ツーブロックの刈り上げの長さが6mmから9mmの長さが一般的で、短すぎず長すぎずで初めての人には最適です。主にナチュラルスタイルやショートスタイルなどが多く、刈り上げ部分ともみあげ部分の長さを変化させやすい長さとなっていて、基本ベースとなっています。

トップをどうするかやサイドの刈り上げをどうするかによって、ツーブロックのヘアスタイルが異なります。種類は、ビジネスマンタイプ・ベリーショート・パーマ・ナチュラル・オールバックなど10種類以上あります。髪質や頭の形などによって、「似合う」「似合わない」や「出来るヘアスタイル」と「出来ないヘアスタイル」があるので、美容師さんと相談して決める事をおすすめします。

ツーブロックは維持するのが大変なヘアスタイルなので、月に1回は美容院や床屋に行くことが多くなり費用の面で厳しい方も入ると思います。そこで、「1000円カットなら安くていいかも？」と思う方がいますが、1000円カットではカットのみという事でシャンプー後の最終調整がないため、失敗するケースなどデメリットが多いのであまりおすすめできません。しかし、1000円カットのお店によっては、1000円カットとは言え美容院並みにアドバイスなどもきちんとしてくれるお店もあります。特に若い美容師さんがいるお店はおすすめです。

維持や管理をするのに最低月に1回は美容院や床屋さんなどに行かないと、せっかくのおしゃれが台無しです。月に1回など通っていると経費もかかります。そこで安く済ませるのに必要なのが「バリカン」です。最初は難しいですが、慣れれば簡単で安く済みます。また、バリカンでサイドはできるが後ろが失敗してしまう人は、1000円カットの床屋さんがおすすめです。1000円カットであれば刈り上げ部分を重点に切って揃えてもらえば安く済むので、1000円カットを利用するのもおすすめです。

メンズツーブロックの美容院や床屋さんでの頼み方や注意点など、ヘアスタイルも含めてご紹介いたしました。不安ながらも挑戦したい人や失敗してしまう人は、美容師さんにアドバイスをもらったりしましょう。また、それでもしっくりこない場合は美容師さんやお店を変えるのがおすすめです。頼み方や礼儀をきちんとして、好感度の高い自分好みのヘアスタイルを目指しましょう。