2018年04月14日 UPDATE

ロードバイクのポジション調整・フィッティングを自分でやる方法とは?

ロードバイクのポジション調整やフィッティングは、中級者でも難しいとされています。ポジション調整がダメだとロードバイクに乗るのが辛くなってしまいます。ここではハンドルやサドルに注目して、重心の位置を意識するフィッティングについて紹介します。

目次

  1. ロードバイクはポジション調整で疲れ方が大きく変わる!
  2. ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント①ハンドルの高さ
  3. ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント②ハンドルの前後位置
  4. ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント③サドルの高さ
  5. ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント④サドルの前後位置
  6. ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント⑤そもそもロードバイクのサイズ
  7. ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント⑥ハンドルの角度
  8. ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント⑦ハンドルとサドルの落差
  9. ロードバイクのポジションで迷ったら自転車専門店でフィッティングをお願いするのもアリ!
  10. 正確なフィッティング調整で快適なサイクリングライフを送ろう!

ロードバイクはポジション調整で疲れ方が大きく変わる!

ロードバイクはマラソンなどと同じく超持久系に分類されるスポーツであり、長い場合には10時間近く運動をし続けることも少なくありません。そのため、ちょっとした違和感があるだけでも、長い目で見ると大きな疲れにつながってしまうのです。しっかりと自分に合ったフィッティングを行っておくことが、ロードバイクを楽しむためにも、速く走るためにも重要だと言えるでしょう。
ロードバイクのフィッティングにおいて重要な項目は一つだけではなく、全体のバランスが重要になってきます。気にするべきポイントは「サドル」「ハンドル」「重心」「ロードバイクのサイズ」などが挙げられます。本当にしっかりとフィッティングについて詰めていくには、ビンディングペダルのクリート位置などの細かい調整も必要になるのですが、基本を抑えるだけでも乗り心地は良くなるので、初心者の人や中級者だけどフィッティングに悩んでいるという人は、注目したいポイントに集中してみましょう。
ロードバイクのフィッティングについて、絶対に忘れてはいけない項目として「重心」というものがあります。この重心という言葉をしっかりと理解出来ていないと、正しいポジション調整が出来ないので注意しましょう。重心を簡単に説明すると「体の重さの中心」になります。(物理的に正しい言い方ではありませんが、意味は伝わりますよね?)この重心がペダルの上に来るように、ハンドルやサドルの位置を調整してあげるのが、ポジション調整の目的となります。
初心者が勘違いしがちなポイントとして、「重心をサドルに置いてしまう」ということがあります。ママチャリの意識のままだと、サドルの上に重心があり、ペダルは脚の力だけで漕ぐという感覚があるでしょう。しかし、正しいロードバイクの乗り方としては、ある程度は体重を使ってペダルを漕ぐことが重要です。重心がペダルの上にあると、体重を使ってペダルを漕げるので、ママチャリよりも少ない力でペダルを漕ぐことが可能になります。

関連記事

ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント①ハンドルの高さ

初心者はキツい前傾姿勢をとりたくないので、少しでも楽な姿勢を求めてハンドルを高めに設定する傾向にあります。ハンドルの位置が高いポジションだと、確かに呼吸や目線の位置は快適なのですが、ペダルを漕ぐ効率としては悪くなってしまいます。これは先ほど説明した重心がサドル寄りになってしまうことで、体重を使ってペダルを漕ぐことができないからです。ハンドルの位置が低いとどうしても首や腰が痛くなってしまうという場合は別ですが、基本的にはちょっとだけ前傾姿勢が苦しいかな?と思えるくらいのポジションに設定しておくと、快適なペダリングが実現できるでしょう。
ロードバイク中級者以上の人が陥りやすい悪いポジション調整には、「カッコよさを求めてハンドルを下げすぎる」といったものがあります。プロのロードレース選手が乗るロードバイクは、サドルが高くハンドル低くなっているので、それを真似して見た目だけ速そうに調整してしまう人が多くなっています。もちろん、このようなキツい前傾姿勢を、長時間にわたって維持できる筋力が付いていれば問題無いのですが、ほとんどの場合は体がロードバイクについていけていません。ポジション調整の基本としては、自分に合ったハンドルの高さにしておくことがおすすめです。

ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント②ハンドルの前後位置

ステムを長いものに交換して、ハンドルの位置を前方向に動かすことによって、前傾姿勢をキツくすることができます。前傾姿勢をキツくすると、基本的にはペダリングの効率が上がるので、ロードバイク上級者ほどハンドルの前後位置は前寄りになっています。タイムトライアルバイクのポジション調整が極端な前寄りに設定しているのは、快適性を犠牲にしてでもペダリング効率を上げたいからです。
しかし、ハンドルの位置を前にしすぎると、無理に手を突っ張って上半身を支えるという悪い姿勢になってしまう危険性があります。強い前傾姿勢を長時間保てる筋力が備わっていない人は、ステムの長さを短めにしてハンドルを自分の体に近い位置に調整しましょう。また、ハンドル位置を前方向にしたい場合には、ステムを一気に数センチ伸ばすのではなく、徐々に長くしていき体を慣れさせていくことがおすすめです。

ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント③サドルの高さ

サドルの高さ調整はアーレンキー(六角レンチ)さえあれば、誰でもどこでも簡単に行えるので、絶対にやっておきたいポイントと言えます。サドルの高さが正しく調整できていないと、ペダルを漕ぐ脚がスムーズに動きません。サドルが高すぎると脚が伸び切ってしまい、低すぎると全ての力を発揮できなくなります。基本的には、「もうちょっとで脚が伸び切る」というサドルの高さを基準として、自分に合った高さを見つけてください。

ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント④サドルの前後位置

サドルの前後位置はハンドルの前後位置と同じく、前傾姿勢の強さを決定する重要な項目です。サドルの前後位置は、サドルの高さ調整と同じく六角レンチさえあれば調整可能なので初心者の人もいじってみましょう。調整するときの注意点としては、一気に大きく動かさないことと、一度位置を変えたらある程度の期間試してみるということが挙げられます。サドルの前後位置を調整した後、数十分乗ってみただけで良し悪しを判断するのは早すぎます。最低でも丸一日以上乗ってみて、自分に合っているのかどうか判断するようにしましょう。

関連記事

ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント⑤そもそもロードバイクのサイズ

71rwxxjwcil. sl1500
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71rwxXjwCiL._SL1500_.jpg
これまで書いてきたように、ハンドルやサドルの位置調整である程度、自分に合ったポジションを出すことが可能になっています。しかし、これらのパーツを調整するだけでは限界がありますので、ロードバイクのサイズ自体が自分に合っているのか確認することも重要です。ロードバイクのカタログには、適応身長についての記載があるので、これからロードバイクを購入するという人は参考にしてみてください。

ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント⑥ハンドルの角度

71rggp1wtel. sl1100
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71RGGP1wtEL._SL1100_.jpg
ハンドルの高さと同じく、ハンドルの向きにも注意が必要です。初心者ほど角度をつけてしまい腕を突っ張る姿勢を好みますが、そのような姿勢では手のひらに体重がかかってしまい、腕が疲れるだけでなくペダリングの効率も落ちてしまいます。
71sbcjjcaql. sl1100
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71sbcjJcAQL._SL1100_.jpg

ロードバイクはポジション調整で気をつけたいポイント⑦ハンドルとサドルの落差

61oo69furhl. sl1000
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61oo69FurHL._SL1000_.jpg
サドルが高くハンドルが低くなっていて、サドルとハンドルの落差がある方がカッコよく見えますが、無理にこのようなポジションに調整すると、疲れやすくなるので注意しましょう。
61plyuu358l. sl1001
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61PLyuU358L._SL1001_.jpg

ロードバイクのポジションで迷ったら自転車専門店でフィッティングをお願いするのもアリ!

自分ではいくら考えても分からないようなことを、自転車専門店の店員さんがアドバイスしてくれることもあるので、ポジション調整で迷ったら相談しに行きましょう。

正確なフィッティング調整で快適なサイクリングライフを送ろう!

ポジション調整を正しく行ってあげることで、ペダリングを快適にしてあげることが可能です。無理にカッコよさだけを追い求めるのではなく、機能性を重視してポジションを調整しましょう。